韓国の国民的大ヒットドラマ「応答せよ」シリーズ
なかなか見る機会がなく、やっと視聴しました。
実は「応答せよ1988」は視聴したことがあるのですが、1話目で挫折・・・、なんかダメだったんですよね。
でも、名作と言われる作品だからもう1回チャレンジしました。
今回、「応答せよ」シリーズは、1997→1994→1988の順番と知って、改めて「応答せよ1997」から視聴しました。
面白かった~♪
予備知識なしで見始めたのですが、主演はソ・イングクじゃない~♪若い!
ヒロインは、チョン・ウンジ。「トロットの恋人」で歌のうまい人だなぁと思いましたが、A pinkというグループのメインボーカルでした。
「応答せよ1997」は、涙あり笑いありのホームドラマで、初恋や友情を切なく描いた作品です。
ドラマの中では、当時の文化や流行、実在のアイドルグループや芸能人の名前が出てきますが、さっぱりわかりませんでした。
韓国ドラマにはまったのは、2003年に「冬のソナタ」が日本で初放映されてからなので、1990年代はよくわからない・・・
当時の背景を知っていれば、さらに面白かったのかもしれませんが、知らなくても十分に楽しめました♪
あらすじは、33歳の主人公と仲間たちが、2012年現在と1997年の高校時代を行ったり来たりしながら、ヒロインが誰と結ばれたのかを予想するストーリー
絶対こっちの人だよねと思いながらも、やっぱりこっちかなと思わせる演出がすごくうまい!
6人の仲間の高校時代の青春ストーリーで、イ・ソングクとチョン・ウンジの2人がメインなんですが、ほかの友人たちのエピソードも楽しくて
みんな個性豊かで若いっていいなぁって思えるドラマです。
最初こそは、そこまで面白さを感じませんが、回を重ねるごとに面白くなって、目が離せない展開になってきます。
シワンが出てる~!!実は全然知らなくて、キャー(≧∇≦)
カメオ出演で出番がちょっとだけでしたが、今のシワンと全然変わらないのがすごい
ここから、少しだけネタバレ気味であらすじを紹介します。
ヒロインのシウォン(チョン・ウジン)
H.O.Tの追っかけ、トニー命の女の子
元気はつらつで男勝り、でも笑うと愛嬌があってすごく可愛らしいんですね。
ソ・イングク演じるユン・ユンジェと兄のテウン2人から愛されちゃう、うらやましい役柄
兄弟が1人の女性をめぐっての三角関係は、韓ドラあるあるですが、このドラマに関しては、兄弟2人とも性格がよく兄弟想いで、どっちかが振られるんだと思うと結構切なかったです。
シウォンは、めちゃくちゃ男っぽい性格で、ユンジェに対してもかなり粗暴なふるまいをするんですが、恋愛には不慣れで真剣に迫られると急に大人しくなっちゃうギャップが可愛い
ユン・ユンジェ(イ・ソングク)は、シウォンの幼馴染
幼い頃に両親を事故で亡くして以来、シウォンの両親が親代わりになったため、シウォンとはほぼ家族同然で育っています。
頭がよく、運動神経抜群、容姿の3拍子が揃っていて女子人気が高いのですが、シウォン一筋で告白されても見向きもしないんですね。
シウォンへの気持ちを表には出さないけど、態度に現れているのが可愛い♪
シウォンが飲みかけのジュースはそのまま飲むくせに、ほかの女子が口をつけた飲み物は絶対に飲まなかったりとか
お兄さんが大好きで、お兄さんに気持ちを知って、シウォンをあきらめるのが切ない・・・
イ・ソングクってそんなにイケメンだとは思わないのですが、魅力的ですよね。
キスシーンがちょいちょい出てきますが、もう胸キュン♪
上腕二頭筋のたくましさが・・・あぁぁ~
モ・ユジョン(シン・ソユル)は、シウォンの親友
いろんなドラマでよく見かける女優さんですが、このドラマではとても可愛らしい女の子を演じています。
最初は、H.O.Tファンでシウォンと一緒に追っかけをしていましたが、Sechs Kies(ジェクスキス)に乗り換えます。
ソウルからの転校生ト・ハクチャンと付き合いますが、ハクチャンを演じたのはSechs Kies(ジェクスキス)のメインボーカルのウン・ジウォン
アダルトビデオやエロ雑誌をたくさん持っているけど、なぜかうぶで女性慣れしていない男の子
といっても、「応答せよ1997」に出演した時は33、34歳くらいで、高校生役を演じているのがすごい
カン・ジュニ(ホヤ)は、校内で成績2位の優等生
繊細な心の持ち主で、シウォンと仲が良く、ユンジェが誤解して嫉妬するくらいですが、、実は親友のユンジェに恋する男の子
ユンジェはすごく無邪気に接するんだけど、ジュニは自分の気持ちを悟られないようにしているのが切ない・・・
結局、ジュニの気持ちを知ったユンジェですが、ジュニへの接し方が温かくて
「一生の親友だから、ずっと付き合うのは当然」みたいな
もちろん、ジュニの気持ちには応えられないけど、親友としてジュニのことが好きなんだなっていうのが伝わってきました。
ホヤはアイドルグループinfiniteの元メンバー
元infiniteといえば、L(エル)しか知らなかったけど、ホヤも素敵でした。
バン・ソンジェ(イ・シオン)は、明るいムードメーカー的な存在
このドラマのお笑い部門を担っていました。最後まで彼女の存在なし( ̄▽ ̄;)
この6人が、釜山廣安高校の親友6人組
そして、もう1人ユン・テウン(そん・ジョンホ)
ユンジェのお兄さんで廣安高校の先生
高校時代全国1位を取るほどの秀才で有名大学から奨学金付きで入学を誘われるほどでしたが、両親亡き後、ユンジェのそばにいるために釜山の大学に進学、その後教師になります。
ホントに優しくて素敵なお兄さんなんです!
教師を辞めた後、起業して大成功
お金持ちになるけど、全額寄付しちゃったり
優しくて性格良くて、お金持ちで、頭がよくて、弟思いで、シウォンのことも可愛がっていて
妹みたいな存在かと思っていたら、実はシウォンのことが好き
シウォン・ユンジェ・テウンの三角関係になりますが、変なドロドロやややっこしい記憶喪失とか一切なし
同じ女性を好きになった兄弟が、お互いを思いやる姿がホント良かったです。
あと、忘れてはならないのがシウォンの両親
韓国のホームドラマで定番のやかましいアボジとオンマ
大声で怒鳴りあったり、喧嘩したり、はっきり言ってうるさい!
韓ドラに不慣れな頃は、このやかましさにびっくりしましたが、今では、これがないと物足りなさを感じるように(慣れって怖い)
普段は、大声で怒鳴りあってるけど、愛情があるんですよね~
「応答せよ1997」は、最初の方こそそんなに面白いって感じではないのですが、話が進むにつれ、どんどん面白くなってきます。
2012年の同窓会シーンから始まり、「今日、一組のカップルが結婚を発表する」というナレーションが流れます。
そのカップルが謎のまま、1997年の高校時代に戻ります。
もちろん、シウォンとユンジェだよねと思いましたが、中盤くらいで結婚するカップルがわかってしまいます。
あれれ、シウォンとユンジェは?
結局、最後の方まで、シウォン・ユンジェ・テウンの3人がどうなるのかがわからず、話の持っていき方がすごくうまく、最後まで楽しめました。
シウォン・ユンジェ・テウンの話も良かったのですが、高校時代の仲間たちの物語もそれぞれすごく良かったです。
あと、「メェェ~」というヤギの効果音がすごく面白かったです。笑えるシーンにタイミングよく入っていて
やっぱり韓国ドラマはコメディが面白いなぁと再認識したドラマでした。
ただ笑えるだけでなく、涙あり胸キュンあり、気持ちのいい終わり方をするドラマでした。
「応答せよ1997」を配信している動画配信サービス
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