「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」15話~16話のあらすじ感想

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「気象庁の人々」15話「アンサンブル」のあらすじ

アンサンブル予報とは精度を高める予測方法のこと

シウの生い立ち

シウはスジャに生い立ちを話す。

学校は兵役後に中退し、公務員試験を受けて気象庁へ

7歳の時に病気で母を亡くし、父は工事現場で怪我して以来仕事を休んでいる。

スジャは、シウと話をして以来、何かをずっと考え込む。

病院にて

シウの父ミョンハンに肺の腫瘍が見つかり、組織検査をするようにとハギョンは医師から言われる。

しかし、ミョンハンは勝手に帰ろうとする。シウがハギョンと一緒ではないことに気づくと、シウに連絡はしなくていい、治療費は俺が払うからと

ハギョンは組織検査の話をするが、ミョンハン「病院が売り上げを上げるための常とう手段だから受ける必要ない」と拒否する。

ハギョンは「もしや腫瘍のことを知ってるんですか?」と聞くが、ミョンハンは答えをはぐらかす。

「組織検査のための入院手続きはすんでいるので、あとは自分でお願いします」といい、立ち去るとすると、ミョンハンは、「シウには言わないように」と念を押す。

ハギョンが帰宅すると、真っ暗な部屋にスジャが座っていた。

スジャは、シウと別れて正解だと言う。

ユジンとギジュン

ユジンは中絶を決めていたが、ギジュンは、もう少し考える時間が欲しいと言う。

ユジンは自分の気持ちをギジュンに話す。

「子供を産む準備ができていない」

「経済的に子供を持つのは難しい」

「育休を取りたくない、初めてのコラム連載をやりたいし、キャリアを断絶したくない」と

その後、ギジュンはベビーシッターのバイト、おむつ代やミルク代などを調べ、子育てサイトにも加入する。

気象庁にて

ハギョンが出勤すると、シウの父からの電話がくる。

特に用件はなく、病院での検査の話とシウには言わないように念押しするだけ

ミョンハンは、何度もハギョンに電話してきます。やはり不安で誰かに話を聞いてほしいのかな?

ハギョンは、さりげなくシウにお父さんへ電話するように促す。

しかし、シウは怒って断固拒否。

ハギョンは後で後悔するかもしれないから電話するように言う。

再び、ミョンハンが電話してくる。

ハギョンにお礼を言い、シウは自分と違い、女性を見る目があると言う。

ハギョンが別れたと言うと驚き、別れたのになぜ俺にここまでしてくれるのか?と聞く。

ハギョンは「同じ課の先輩、上司として当然の配慮」と答えるが、「まだシウが好きなんだな」とミョンハンは言う。

ボミの誕生日

ドンハンは、ボミの誕生日プレゼントに何が欲しいかをヒャンネに聞いてもらう。

ボミの希望は外食だった。

3人で外食したのは、ボミが5~6歳の頃

ドンハンは、改めて自分が家族をほったらかしにしていたことに気がつく。

気象長の会議

寒波により季節外れの寒さになっていたが、明日の午後には通常の気温に戻ると予報していた。

しかし、2~3日寒波が続く可能性もあり、シウは予報を覆す提案をする。

意見を求められたハギョンは、シウに同意し、予報を覆す決定をする。

ギジュンはハギョンに予報が外れたら大変なことになる。シウの発言に責任を取る気かという。

しかし、ハギョンは、かつての自分も何かやらかすたびに課長が責任を取ってくれた。

そのおかげで、今の自分がある。今度は後輩にそうしてあげたいという。

ギジュンは予報を覆すことに同意し、先のことは後で考えようという。

スジャが考え込む理由

シウは、スジャにハギョンと別れた理由を話す。

好きで付き合い始めても、別れる時はいつも父の影があった。

実の息子でも手に余る父を、家族になって背負わせるわけにいかない。

シウの独身主義の理由は、やはりミョンハンの存在が原因だった。

シウの話を聞いて以来、スジャはずっと考え込んでいた。

シウとハギョン

シウは、父のことで怒ってしまったことをハギョンに謝る。

ハギョンは「理解してるから大丈夫」と言う。

シウはハギョンを抱きしめ「僕はまだあなたが好きだ」と告白する。

1課VS2課の課長対決

1課の課長は、予報を覆した件でハギョンに激怒し、言い争いになり、ハギョンの胸倉を掴んで謝れと怒鳴りつける。

止めに入ったシウは、手が滑り、1課の課長の顔面に裏拳がヒット

課長は鼻血を出して気絶

慌てたソクホは、退勤したドンハンで電話し戻ってきてほしいと頼む。

今日は、ボミの誕生日で外食の約束をしていたのに、泣く泣くドンハンは気象庁に戻る。

その頃、ヒャンネとボミはレストランでドンハンを待っていた。

清潭洞で人気のレストランを今日のためにドンハンが予約したのだ。

しかし、行けなくなったとドンハンから連絡が入り、「大事な日はいつもこう」とため息をつくヒャンネ

ボミは「それなら2人で食べよう」と気にもせず、自撮りしながら楽しそうにしている。

総括2課チームにて

ドンハンが到着

1課の課長は、4チームが1週間かけて分析した予報を覆したことに怒っていた。

ドンハンは、かつて課長に2回も予報を覆された話を持ち出す。

「予報は1対1だが、俺は何も言わなかった。その理由は、自信があるからだろうと信じたからだ。なのに、お前は先輩として後輩を信じるどころか、予報を覆されてこの騒ぎを?」

しかし、1課の課長は引き下がらず、ハギョンをクソガキ呼ばわりする。

その言葉にドンハンは激怒する。

大切な予定を潰され、お前以上に腹を立てているのは俺だと怒鳴りつける。

すると、気流が動きを見せ、結局、シウの予報が当たった。

1課の課長はすごすごと引き下がり、2課の皆は喜ぶ。

ギジュンとユジン

ギジュンは自分の気持ちをユジンに話す。

「赤ん坊を歓迎したい。準備不足な父親だから生まれてからもうろたえるかもしれないが、頑張って育てたい。でも、君が不安なら君の決断に任せる。どんな決断を下しても尊重し、そばにいる」

その晩ユジンは腹痛に襲われる。

テギョンとソクホ

テギョンはソクホの家で手料理をふるまっていた。

ところが、テギョンの絵本について、ソクホは無神経な発言をして、テギョンを怒らせてしまう。

帰ろうとするテギョンを引き留め、仲直りする。

玄関で抱き合い、キスをする2人は、勢い余って倒れ込み、玄関の扉を開けてしまう。

そこには、総菜を差し入れに来たスジャがいた。ソクホとの仲がバレてしまう。

ハギョンとシウ

ハギョンは、シウを病院に連れていき、「309号室よ、主治医に話を聞いてきて」とだけ言う。

ミョンハンは、ガンであちこちに転移していた。

眠っているミョンハンを泣きながら見つめるシウ

そこに警察がやってくる。

ミョンハンに、恐喝と詐欺の容疑で逮捕状が出ていた。

「気象庁の人々」15話感想

ミョンハンは余命わずかなのかもしれませんが、最後くらいはシウに父親らしいところを見せてほしい・・・

やはり、シウは別れてもハギョンが好きなまま

ギジュンはいい感じに変わってきています。

このドラマのいいところは、意地悪役がいない(時々、腹立つ奴も出てきますが)

ハギョンとシウ、ギジュンとユジンが、変な四角関係にならなかったとこ

別れのあと、それぞれにパートナーができて、問題が発生して、それに向き合う姿を丁寧に描いています。

最近の韓国ドラマは、共感できる普通の人たちを描いてるドラマが増えたなぁと

もちろん、ドロドロ系や突拍子もない設定のドラマもあって、それはそれで面白いのですが、「気象庁の人々」は、シリアスとコメディがバランスが良く、とても良質のドラマです。

次回はいよいよ最終回!!

「気象庁の人々」16話「明日の正解」のあらすじ

※ネタバレありです。

ミョンハンに逮捕状が出ていた。

シウは、警察にミョンハンの病状を伝え、「連行する必要があったらどうぞ」と言い、立ち去る。

ハギョンはシウを追いかける。泣いているシウを慰めるが、シウは恋人のフリは職場だけでいいと突き放す。

夜中に腹痛を訴えたユジン

診察の結果、妊娠中は子宮の収縮で起こることで、赤ちゃんは無事であった。

そして、ギジュンとユジンは、初めて赤ちゃんの心音を聞く。

ギジュンは、自分の正直な気持ちをユジンに伝える。そして、ユジンは出産を決心する。

今年の春に遡る

ハギョンは、全国の気象庁で的中率№1である局長に、その秘訣を教えてほしいと頼む。

すると、局長は「全国でいちばん予報を外したのは誰か調べろ。そうすれば、わかる」とだけしか言わない。

いちばん予報を外したのは局長だった。

局長はハギョンに「失敗を重ねることで経験値が上がり、おのずと的中率が上がる。失敗はつらいが、ひたすら耐え抜く、自分の決定を尊重する。」と話す。

ドンハンの気持ち

ドンハンは、帰宅すると約束を守れなかったことを謝罪し、離婚を切り出す。

ボミの望むプレゼントが3人で外食と言うことにも驚いたが、それすらも叶えられない自分があまりのも情けなく、最低の夫だと言う。

ドンハンとヒャンネは、離婚届に判を押した。

離婚届を見たボミは「本当に離婚するの?私も家族なのになぜ私にも聞かないの?」

ヒャンネは驚きながらも「離婚してもいいっていたわよね。」

ボミは「あの時は、お父さんのことを知らなかったから、パパと一緒に暮らしたい」という。

しかし、ヒャンネは「パパとママが決めることなの」と言う。

ドンハンとヒャンネはこのまま離婚するのでしょうか?

テギョンとソクホ

ソクホの部屋の前で、鉢合わせをしたスジャとテギョンとソクホ

スジャは、ソクホの両親の職業や出身大学を根掘り葉掘り聞く。

そして、「2人は結婚前提の交際?」と尋ねると

テギョンは「違う」

ソクホは「はい」

2人の答えが食い違い、ここから口論に発展

お母さんの目の前で、君が初めての相手だの、弄んだの、好きでもないの寝たのかだの

スジャがいたたまれなくなって帰るのも当然だよね(^^;)

ハギョンとシウの結婚話が噂になる

子供を持つ決断をしたギジュンとユジン

ギジュンは、覚悟を決めて公務員年金ローン(退職後の年金を担保にするローン)を申し込む。

その手続きをする部署で、シウにばったり出くわす。

シウは住宅ローンの申し込みに来ていた。

担当者は、家の購入=ハギョンとの結婚では?もしかして、おめでた婚?と噂し、その噂は一気に社内に広がる。

朝の会議が終わると、他の部署の人たちから「おめでとう」と声をかけられ、戸惑うハギョン。

ギジュンから「シウが家を買うつもりだ。そこから結婚の噂がでた」と聞かされる。

総括2課チームのメンバーに、結婚話や妊娠のことを聞かれる。

ハギョンは、すべて否定し、別れたことを正直に話す。

ギジュン、ハギョンにアドバイスする

ギジュンは「シウは今も君のことが好きだ。何が何でも一緒に居たくて、恋人のフリをした。君も今もシウを好きなんだろう」と

ハギョンは「口出しは無用だ」と言う。

しかし、ギジュンは「彼氏としては失格だったけど、いい友達でいたい。友達としてアドバイスするとシウを逃すな。好きな人を諦めてダメだ、ハギョン」

ミョンハン、いなくなる

ミョンハンが、病院からいなくなる。

シウは半休を取って、ミョンハンを探し回った。

ハギョンも、ミョンハンがいなくなったことを知る。

買い物帰りのスジャは、バス停のベンチに座っているシウを見かける。

シウにミョンハンから電話がくる。

「ハギョンと別れるな、あんないい女とはもう出会えない。お前は、父親には恵まれなかったが、女運だけはいい。」

シウは「最後くらい父親らしいことをしろ、いい思い出を残してくれ」

ここで初めて、アボジ(お父さん)と呼びました。

「いくら恥知らずな俺でもそれはできない。ハギョンとよりを戻せ。これは遺言だ」と電話を切る。

電話を切った後、ミョンハンは「悪かった」と泣く。

そして、シウも泣く。スジャその様子をずっと見ていた。

ソクホとテギョン

絵本の出版の話がダメになったテギョンは、屋台でやけ酒を飲む。

ソクホを呼び出し「絵本作家を辞める。何をやってもうまくいかない。きっと、ソクホとも上手くいかなくなるはずだから」と別れを切り出す。

舞い散る雪を見ながらソクホはテギョンに電話する。泣きながら「別れたくない、愛してる。初恋なのに」

その後、ソクホは、テギョンの絵本を自費で出版する。

大喜びテギョンは「私の彼氏はいい人」

すると、ソクホは「私の夫になれるように努力する」と答える。

よりが戻ってよかった♪

ドンハンとヒャンネ

ヒャンネは、気象庁の宿直室にいるドンハンを訪ねる。

ヒャンネは「謝るのではなく、ありがとうと言って欲しかった。」と自分の気持ちをドンハンにぶつけ、2人は和解する。

ドンハン一家に平和が戻ってきました。

気象庁の朝の会議

雨か雪の予報で意見が割れる。

五分五分の確率だが、シウは雪が降ると主張する。

ハギョンは局長の言葉を思い出し、雪の予報に決定する。

ハギョンが帰宅すると、玄関前にスジャが待っていた。

ハギョンは暗証番号を変えたために、スジャは家に入れなかった。

暗証番号は、シウと初めて出会った日だった。

「そんなに好きならなぜ別れたの?」と聞くスジャ

ハギョンは「仕方なかった、別れを切り出されて、私は上司だから。でも、本当はすごく辛い」と泣く。

スジャはシウと話したことをハギョンに伝える。

バス停でシウを見かけた後、スジャはシウを食事に連れて行っていました。

スジャは「この世で一番バカなセリフは、愛しているけど別れたなのよ」とシウに言う。

シウは「ハギョンを苦しめたくなくて別れを切り出した。でも、すぐに別れることになるとは思わなかった」

スジャは「人生はあっという間に終わるの」と言う。

ハギョンにも「今日をきちんと生きないと予報も当たらないわよ。人生は短いのよ。」

スジャも悩んだと思いますが、2人を思いやる言葉は温かったです。

ハギョンは、気象観測所にやってくる。すると、雪が降り始める。予報は当たった。

そこに偶然シウもやってくる。初雪の確認に来たのだ。

ハギョンはシウに自分の気持ちを素直にぶつける。

「最初はあなたの明るさに惹かれた。でも、付き合っていくうちに、あなたの苦しみや秘密を知り、ますます好きになっていった。だから、あなたは自分に降りかかった風雨をあまり憎まないでほしい。風雨って通り過ぎていくものだから。

風雨が降りかかった時、1人じゃなくて隣に誰かいたら心強いと思わない?それがあなたならいいのに」

シウは「僕はあいまいな関係が嫌いだ。好きなら付き合う、嫌いなら付き合わない。どっち?」

「サランヘ」

その後

シウはミョンハンと一緒に暮らし、ミョンハンは治療を受け、回復したようです。

そして、両家の親の顔合わせの日を迎えます。

「気象庁の人々」最終回の感想

とてもとてもいいドラマでした♪

予想通りですが、すべてがハッピーエンド

笑い、涙、切なさ、家族愛などバランスが良く、最後まで楽しめました。

気象を人の気持ちになぞらえ、ハギョンとシウ、ギジュンとユジンのカップルを中心に、周りの人々の気持ちやそれぞれが抱えるものを丁寧に描いていて、見応えがありました。

まめねこは、テギョンとソクホのカップルに笑った~♪

シウの父親があまりにもどうしようもなく、死ぬという設定しかないのかなと思いましたが、改心してシウと和解という展開も良かったです。

良質なオススメのドラマです!

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