※引用：jtbc
とても素敵な眼福ドラマでした！！
全16話で2020年12月～2021年2月まで放送
原題は「Run ON（ラン・オン）」、個人的には原題のままで良かったような気がします。
シワン&シン・セギョン
スヨン（少女時代）＆カン・テオ
2組の恋愛ストーリー
美しい映像にOST、しゃれた会話
波乱万丈ドラマティックな展開はなく、美しく穏やかな会話劇を楽しむドラマでした。
Netflixで韓国と同時配信作品だったので、内容についての情報も少なく、
同じ韓国語を使っていてもコミュニケーションが難しい時代。互いに違う世界に住んでいた人たちがそれぞれの言語でコミュケーションして関係を結び、恋に向かって“ラン・オン”するロマンスドラマ。
「これじゃ、なんだかわからない」と思いつつ、シワンが好きなので見始めましたが、正直言って、1～2話目くらいまでは「これはダメなタイプのドラマかも・・・」と
でも、シワン見たさに見続けたら、どんどんとハマり、見るたびに癒されました。
センス溢れる会話のやり取り、素敵なセリフがちりばめられ、言葉を大事にしているドラマだぁと、ここにハマりました(^^)
ここからは、ネタバレをいれながらの感想になります。
キ・ソンギョム（シワン）は、短距離走の韓国代表選手
お父さんは国会議員、お母さんは国民的人気女優、お姉さんは世界ランク1位の女子プロゴルファー
今回のシワンはお金持ちのおぼっちゃま役（時代劇では、両班とか王様役はありますが、現代劇では珍しいかも）
ウェア姿も私服姿もおしゃれで素敵
走る姿もカッコいい
ソンギョムは、有名な両親を持つゆえか、あまり感情を表に出さない冷静なタイプ（実は不器用な性格）
利用するつもりで寄ってくる人も多いはずだから、自然とそうなってしまうのかも
でも、ミジュとの出会いでだんだんと変わってきます。
今まで、人間関係で無意識に壁を作ったり、友人に対して基本的な気遣いができずに怒らせてしまったり、そんなソンギョムをミジュは辛抱強く理解していきます。
オ・ミジュ（シン・セギョン）は、映画の字幕翻訳家
両親のいないミジュは苦労人
ソンギョムとミジュは全く接点のない世界の住人ですが、ミジュがソンギョムの通訳のバイトを引き受けたところから、2人の関係が始まります。
ある暴力事件をきっかけに、ソンギョムは陸上を引退します。
次第に距離を縮め2人と思ったら、いきなりソンギョム、ミジュにキス
ソンギョム、そんなに積極的なキャラだったの！？と思いましたが、酔った勢いでしたことでした。
酔いつぶれたミジュは思わず「私のこと好きになってほしい」って言ってしまいます。
「僕は好きだけど」
キャー(≧∇≦)このシーン大好き
シワンとシン・セギョン、お顔が綺麗すぎて、見ているだけでため息(*´ω｀*)
2人で映画を見て、食事して、じゃれあって、癒されました～
もう1組のカップルがソ・ダナとイ・ヨンファ
ダナは、財閥の娘でソミョングループの常務であり、エージェンシーのCEO
ヨンファは、美大生で実家は養蜂家とごく普通の家
この2人も全く接点のない世界にいますが、ヨンファの絵を気に入ったダナが、ヨンファに絵の依頼するところから2人の関係が始まります。
とにかく、ダナは気が強い
思ったことをずけずけ言いますが、不思議と嫌味がないんですね。
ダナのファッションが素敵で見ていて楽しかった～
ヨンファは、ひたすらダナを慕います。この2人のやり取りもすごく楽しい
でも、絵をめぐって対立
いつもニコニコしていたヨンファが急に冷たくなって、ヨンファを煩わしいと思っていたダナは戸惑いを隠せません。
ダナが自分の気持ちを表すシーンがまた良くて
ヨンファを「学生」としか呼ばなかったダナが、初めてヨンファを名前を呼ぶシーン
それまでの気の強い仮面が外れて、ダナの気持ちがあふれ出します。
ソンギョムとミジュ
ダナとヨンファ
お互い全く違う世界にいる2組の恋の行方
ソンギョムとミジュは父親に引き裂かれそうになり、この辺はザ・韓ドラ的な展開でした。
ソンギョムの父親は、次期大統領を目指し、家族までも利用するような独善的な人間
ダナとソンギョムの結婚をもくろみますが、当の本人たちはお互いに全く興味なし
ザ・韓ドラなら、ソンギョム・ミジュ・ダナの三角関係で、ダナがミジュに嫌がらせをするのが定番ですが、ダナはソンギョムに興味なしで、むしろミジュを気に入ります。
ダナは、父親である会長の死でヨンファと別れます。
別れる必要あったのかぁ？と思いましたが、後継者争いとか勃発しそうな雰囲気だったから、仕方なかったのかな
ダナの父親の死で、ソンギョムとの結婚話も立ち消え
ソンギョムの父親は、大統領になるために実の娘まで利用したために、家族から愛想を尽かされ、妻からは離婚を言い渡され、大統領にもなれず、すべてを失います。
ミジュとソンギョムも、父親から邪魔されることがなくなり、幸せな時間を過ごすようになります。
ダナは副社長に就任しますが、あのアホそうなお兄さんはどうなかったのか？その辺は描かれず
最終回、ダナとヨンファは再会します。
べたな展開ですが、ダナとヨンファのやり取りが泣けた～
気持ちを伝えるセリフがホントに素敵で、最終回は完全にこの2人に持ってかれましたね～
終盤に向けての盛り上がりは、すごくよかった
全体的には、ゆったりと穏やかな時間が流れ、癒されました。
立場や境遇の違う男女が出会い、成長していきますが、ミジュとダナの2人がホントに魅力的なキャラでした。
シワンが素敵で素敵で、シワンファンにはたまらないはず
カン・テオもよかった♪年下男性の魅力さく裂
かわいいけど、絵と向き合っている時との真剣さとのギャップが素敵
でも、恋愛だけでなく、パワハラ、権力、世間の目、同性愛などさまざまな問題を含み、いろいろ考えさせられながらも、笑いもあって、心温まるドラマでした。
映像が美しいドラマで、素敵なカフェや街並みがたくさん出てきました。
「それでも僕らは走り続ける」は、韓国内の名所でロケされたそうです。
二加里（イガリ）錨展望台
慶北浦項市にある展望台で、夕暮れもとても素敵だそうです。
延烏郎細烏女テーマパーク、虎尾半島海岸トゥルレキル、ヨンファの実家など、どこも美しい～
終盤、ミジュが翻訳、ソンギョムの母親ユク・ジウ（チャ・ファヨン）主演の映画「コードネームキャンディ」場面が出てきます。
キャンディ、アンソニー、テリウスって「キャンディ・キャンディ」のパロディ？
韓国ドラマの中には、「キャンディ・キャンディ」がわりとよく出てきますが、韓国人にも愛されているみたいですね。
「ドリームハイ」では、主人公とライバルの間柄を、キャンディとイライザに例えたり、「私の後ろにテリウス」は完全に「キャンディ・キャンディ」のパロディ入っているし
「私の名前はキム・サムスン」でも、「キャンディ・キャンディ」の主題曲をヒロインが口ずさむシーンがありますし
「それでも僕らは走り続ける」の中には、ほかにも「カサブランカ」のパロディシーンが出てきます。モノクロでとっても素敵なシーンです。
「それでも僕らは走り続ける」のOST
1. Run To You - LUCY
2. Ride Or Die - Kei(LOVELYZ)、ジュホン(MONSTA X)
3. Blue Bird - ソラ(MAMAMOO)
4. My Light - ペク・チヨン
5. 君だったらいいな - ソル・ホスン
6. Sorry - 2F
7. 優先順位 - THE BOYZ
8. あなたはどこに - キム・ナヨン
9. Starlight - チョン・ヒョビン
10. Falling - ユジュ(GFRIEND)
11. Breeze - Cherry B
12. 僕そして君 - イム・シワン
やっぱり、シワンもOSTに参加しています！
「それでも僕らは走り続ける」を視聴できる動画配信サービス
「それでも僕らは走り続ける」は、現在Netflix独占配信となっています。
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