「応答せよ1988」の配信はどこ?ネトフリ・U-NEXT・Huluの配信予定

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  • 放送年2015年
  • 話数42話
  • 脚本 イ・ウジョン
  • 演出 シン・ウォンホ

ハズレなしと言われている「応答せよ」3部作

その中でもシリーズ最高傑作と言われている「応答せよ1988」視聴完了、3部作完走しました。

順番としては「1997」→「1994」→「1988」

順番通りに見なくても話はわかりますが、出来たら順番通りに見ることをオススメします。

実は以前「応答せよ1988」から視聴し始めて、見事に1話目で挫折・・・

改めて、順番通りに視聴してこの作品の面白さに気づきました。

1997と1994は、ヒロインの夫探しがテーマ

1988もそこは同じですが、恋愛よりも家族愛を重視した内容になっています。

挫折した原因は、登場人物があまりにもやかましすぎるため

ギャーギャー騒がしいおばさんは韓国ドラマの定番ですが、1988はその人数が多すぎる上にヒロインまですごすぎて、「あ~だめだ」と視聴を断念(私の周りの韓ドラファンの人も同じく挫折してました)

でも、改めて「1997」から視聴したら面白い!

「1997」も「1994」も騒がしい登場人物は多いけど、恋愛重視でヒロインが結ばれた相手は誰?の謎解きが面白く、両方とも一気見してしまいました。

それで「1988」に再チャレンジ!

今回はとても楽しめました。ただ、私的には「1997」と「1994」が抜群に面白かったと思う!

「応答せよ1997」「1994」「1988」の違い

「応答せよ1997」「1994」は恋愛重視

ヒロインが登場する男性のうちの一人と現在結婚している

その相手がだれなのか?現在と過去を行き来しながら物語が展開していきます。ストーリー展開や演出が秀逸で、最後まで誰と結婚するのかわからない上手な作りになっています。

「1997」と「1994」では、ドンイルアッパとイルファオンマだけしか登場しませんが、「1988」ではドンイルアッパとイルファオンマのほかに4家族が登場します。

お父さんとお母さん役の役者さんは、本名で出演してるのがユニーク

「1988」では、裏路地のご近所さん付き合いがしっかりと描かれ、家族愛や友情などにホロっとさせられましたが、その分恋愛がちょっと物足りなかったかな

もちろん「1988」も恋愛は描かれていますが、どちらかといえばホームドラマ色が濃い内容

「1997」や「1994」に比べて、現在と過去を行き来するシーンも少ないのも「1988」の特徴です。

「1997」と「1994」は、結婚後の現在も同じ役者さんですが、「1988」は25年後なので別の役者さんが演じています。

でも、クスっと笑えて、ホロっとして、心温まるストーリーは3作に共通しています。

「応答せよ1988」のあらすじと感想

※ネタバレが入っているので、知りたくない人は読まないように

「応答せよ1988」は、ソウルオリンピックが開催された1988年、ソウル市双門洞(サンムンドン)の裏路地に住む5つの家族の物語

女子高生のソン・ドンソク(ヘリ)

「応答せよ」シリーズおなじみのヒロインの変顔は健在。騒がしいのもシリーズの共通点

勉強嫌い、おしゃれや遊びが大好きな普通の高校生

「応答せよ」シリーズ共通のドンイルアッパとイルファオンマ

ドンソクの姉ボラ、ソウル大生

すさまじいキャラで、妹のドンソクとはよれば触ればつかみ合いの大喧嘩、すごすぎてけっこう、引きましたが、実は心優しい女性

すごく賢いけど、不器用で大好きなお父さんに素直に甘えられない

ボラのエピソードは良かった

大人のボラはチョン・ミソンさんですが、48歳の若さでお亡くなりになっています。

ドンソクの弟ノウル


老け顔の高校生となっていますが、実年齢は30歳

大人役のノウルはウ・ヒョン

ドラマの中では40代となっていますが、実際には50歳過ぎ

徹底的に老け顔設定を貫いてます(^^)

ドンソクの幼馴染5人

チェ・テク(パク・ボゴム)

天才囲碁棋士

有名人だけど、全然驕り高ぶることもなく、優しく繊細な性格

囲碁の世界に入り込むと寝食を忘れるほどの熱中ぶり

この役のパク・ボゴムはほんとよかった♪超かわいい~

ドンソクとのキスシーンは胸キュン♪キャーでした。

このドラマでブレイクしたのわかる~

時計屋さんを営むテクのお父さんムソン

このドラマの中で唯一物静かな親子

無口で面白みのない人かと思いきや、話が進むつれて、意外な面が見えてきて面白かった。脚本家のイ・ウジョンは、キャラクターの意外性をさりげなく話に盛り込むのがうまい!

ソン・ソヌ(コ・ギョンピョ)

優等生で母親想い、幼い妹をすごく可愛がっている

まさかのボラが好き!

ソヌのお母さんソニョン、未亡人

「愛の不時着」や「椿の花咲く頃」でおなじみの女優さん

ムソンとは同郷で兄の大親友

ソウルに出てくるように勧めたのがソニョン

ムソクが倒れた後、2人の関係性がわかり、再婚までの道のりが本当に自然で良かった。

ソヌが、お母さんとムソンの関係に心を痛めながらも、2人のことを受け入れる姿は泣けました。

キム・ジョンファン(リュ・ジュンヨル)


イケメンではないけど、ジョンファンはすごく素敵でかっこよかったよ~

ドンソクに片思いしてたけど、テクの気持ちを知って、告白をあきらめたり

幸せになってほしかったけど、2015年現在のジョンファンがどうなっているか描かれていないのが、ちょっと寂しかった・・・

ジョンファンの兄ジョンボン(アン・ジェホン)


5浪中なのに趣味やゲーム三昧で全然勉強しない

甘やかしすぎでしょと思ってたら、心臓に病があり、子供の頃から手術の繰り返し

ドンソクの友人ミオク(マギー)と恋愛するけど、いったん別れます。

シークレットガーデンのこのシーンには笑った

大学に合格し司法試験を目指している最中にマギーに再会、マギーの後押しで好きな道を選び大成功

いいお兄ちゃんでした。

ジャンファンの両親ソンギュンとミラン

ソンギョンは「応答せよ1994」で大学生役

「1988」ではアッパ役

ふり幅が広すぎ

ミランには、笑わせてもらいました。強烈なインパクトのあるオンマでした。

リュ・ドンリョン(イ・ドンフィ)


5人の幼馴染のうち、お笑い部門を担っていたドンリョン

彼だけは、恋愛モード一切なしでした

ドンリョンのアッパ リュ・ジェミョン(ユ・ジェミョン)高校教師

「梨泰院クラス」を始め、今でこそあちこちのドラマでおなじみの役者さんですが、大きな役は「応答せよ1988」が初めてだったそうです。

「ミセン」にも出演していたそうですが、気がつかなかった

ドンリョンのオンマ スヒャン(ユ・ジス)は、やり手の保険セールスレディで後半までほとんど出番がありませんでした。

ラブラインは、ドンソク・テク・ジョンファンの3人

ただ、今回はあんまり感情移入できず

まず、ドンソク

ジョンファンが好きだったはずが、いつの間にかテクを好きになっていて

えっ、いつの間にって感じ

気持ちの移り変わりが、説得力に乏しかった・・・

わりと成り行きで好きな人が変わるよね、ドンソク

「1997」や「1994」は、ヒロインの気持ちに共感できたけど、「1988」はその辺が弱かった

テクもジョンファンも、お互いを思いやって、ドンソクに告白せず(ここは切なかった)

そして、月日が流れ1994年

劣等生のドンソクが、大学に合格してスチュワーデスに!!(イヤ、無理でしょ)

テクもジョンファンもドンソクも、それぞれいろんな人と付き合ってみるけど長続きしない

特に、有名人のテクは紹介や見合い話が降るように来るけど、誰と付き合っても長続きしない

あまりにも面白みがないから(この理由はわかる気がする)

3人とも高校生の時から気持ちが変わってなかった

1994年になると出てきましたね、スレギとナジョン(アラ)

スレギとソヌが同じ大学、「応答せよ」シリーズファンにはうれしい設定

もう1つのラブラインがソヌとボラ

この2人の関係の方が共感できました。

なぜボラ?と思ったけど、ソヌがボラを好きになったエピソードがちゃんと描かれていたので納得

でも、ボラとソヌの母親たちは2人の結婚に大反対

「なんで?」と思ったら、その理由が同じ苗字だから

韓国では、「同姓同本」つまり「姓」と「本貫」が同じだと結婚できない

「本貫」とは祖先の発祥の地を指し、戸籍には本籍以外にも「本貫」が記載されているそうです。

親戚同士の結婚はダメと漠然とは知っていましたが、法律で禁じられていたとはびっくり

同姓同本の結婚は、法律上では奥さんも子供の夫の籍には入れない事実婚扱い

ただ、そうした人々への救済措置として。1977年、1987年、1995年に臨時法が施行され、同姓同本の事実婚夫婦が申請すれば、法律上正式に夫婦となれたそうです。

そして、1997年に「同姓同本」の禁止がなくなり、ボラとソヌの結婚が認められました。

この法律が正式に廃止になったのは2005年

つい最近までことだったんですね。

韓国はそもそも姓の種類が少なく、約250種類ほどしかないそうです。

最も多いのが金氏で、全体の約20%以上を占めてます。

フルネームで呼ぶのも、姓だけだと区別できないためだそうです。

韓国では結婚後も姓はそのままの夫婦別姓ですが、儒教の教えに基づいているそうです。(調べたけど、ややこしいので省略します)

話を戻して、めでたくボラとソヌは結婚

感動的な結婚式でしたが、ドンソクとテクの結婚式はなし

ここは、見せて欲しかったなぁ

結局「応答せよ1988」は、前作2作とは色合いの違うドラマでした。

「1997」「1994」のような恋愛系を期待するとちょっと物足りなさを感じるかもしれませんが、裏路地を舞台にしたノスタルジックなホームドラマとしては十分楽しめました。

それにしても、1988年と1994年はそんなにかけ離れていないのに、ずいぶん古めかしかった

ドンソク、ソヌ、ジョンファンのオンマたちの友情は良かったなぁ~

「応答せよ1988」を視聴できる動画配信サービス

配信方式
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Netflix 見放題
Hulu なし
dTV 見放題
FODプレミアム 見放題
Paravi なし
TELASA 見放題
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