ゲフン、ウォンタク、ジングン、ダヒョンは、小学校の同級生だったことがわかります。
ウォンタクはゲフンの親友ハン・セジンでした。父親のウィチャンは、ゲヨン行方不明事件最有力容疑者で、事件のあと、チファ洞を出て改名していました。
ジングンは、ゲヨンが怪我していたこと、連れ去った犯人を知っていると言い、ゲフンを怒らせてしまいます。
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「LINK(リンク):ふたりのシンパシー」9話あらすじ
回想
ダヒョンは、小学生の頃たびたび同じ悪夢を見てうなされていた。
決まって赤い門がでてくる夢だった。その場所はわからないけど。
祖母のチュンオクは、ダヒョンをなだめるためにいろいろな昔話をした。その昔話にはすべて1つの共通点があった。
「決して振り返っていけない」
ダヒョンが、なぜ同じ夢ばかり見るのか気にすると、チュンオクは「振り返っちゃダメよ」と繰り返した。
ダヒョンは、頭を打ったせいで、小学校の頃の記憶があいまいでしたが、集合写真を見て、ゲヨンを知っていたのでは?と思い始めます。
公園には、ゲフン、ウォンタク、ジングンがいた。そこにダヒョンがやってくる。
ジングンは「思い出した?」と聞くが、ダヒョンは何も思い出していなかった。
ジングンは、ダヒョンに近づくと「お前もすべて知っているじゃないか」と囁き、立ち去る。
しかし、ダヒョンにはなんのことだかわからなかった。
ゲフンはウォンタクに謝る。ハン・セジンと気がつかなったことを
しかし、ウォンタクは思い出す必要はない、関わりたくないからと
ウォンタクは「父親のウィチャンは犯人ではない。あの日、犯人を見たから」と言うジングンの言葉に動揺し、思わずウィチャンの家まで来てしまう。
そこで、ウィチャンと偶然会うが、知らん顔して通り過ぎる。
ゲフンの記憶では、ゲヨンは脚にケガはしていなかった。
ゲフンは、ウォンタク、ジングン、ほかの同級生たちのことは全員思い出したのに、ダヒョンことだけ憶えていなかった。
思わずダヒョンもゲフンのことを覚えていないと言ってしまうが、ダヒョンは覚えていた。
ゲフンは、ダヒョンの初恋の人だった。
アン・チョンホ警部補は、ウォンタクを連れて、チファ洞の住民と飲みに行く。
居酒屋には、偶然ジングンがいたが、すぐに帰ってしまう。
「知り合いか?」と聞かれたウォンタクは「いいえ、彼はダヒョンのストーカーです」と言う。
飲みに来る前、アン警部補のところにゲフンから電話があった。ウィチャンと話がしたいと言う用件だった。
その話を聞いたウォンタクは、突然帰ってしまう。そして、ソ・ヨンファン所長(ユ・ソンジュ)もトイレに行くと席を外す。
その頃、ゲフンはウィチャンの元を訪れ、事件の話を聞いていた。
事件当日、車で通りかかったウィチャンは、1人で座り込んでいたゲヨンに声をかける。
ゲヨンは脚をケガして歩けなくなっていた。ウィチャンは、ゲヨンを車に乗せて、送るべきだったと今も後悔していたのだ。
その話を聞いたゲフンは、ウィチャンは、犯人ではないかもしれないと考え始める。
そこに、ウォンタクはやってきて「何の話をしていたんだ」と聞く。
ゲフンはウィチャンは無実かもしれないと言うが、ウォンタクは、今さら過去は変わらない。自分のせいで父親が容疑者になってしまった。証拠不十分のためにすぐに釈放になったのに、警察は絶対に犯人だと言い張った。
ウィチャンは、人殺しの家族として苦しんできたのだ。ゲフンに、2度と自分にも父親にも関わるなと言い放つ。
その頃、居酒屋を出たジングンは何者かと話していた。
ジングンは、その人物を見て「まだ町にいたんですね。」と驚く。
その時、ゲフンから電話がかかってくる。その人物は、携帯を取り上げ、スピーカーフォンにする。
ゲヨンのケガや犯人を知っていることを改めて問いただすゲフン
しかし、ジングンはなぜか「そんなことは言ってない」と否定する。
「今、ある人と偶然再会した。質問がある。お父さんは元気か?」と言い出す。
ゲフンは驚くが、その人物は携帯を切る。
ちょうどその時、トイレから戻ってきたソ・ヨンファン所長が、ジングンが誰かと話している姿を目撃する。
その晩、ゲフンは熱を出してしまい、翌日店は休みになる。
ダヒョンとウンジョンは、一緒に買い物に行く。
ダヒョンはジングンのストーカーを警察に訴える。そのおかげで、ウンジョンの妹の件も再捜査される可能性が出てきた。
とりあえず熱が下がったゲフンは、店で仕事をしていた。それに気づいたダヒョンは手伝いに行く。
ゲフンは、チファ洞に戻ってきた本当の理由を話し始める。
父親を捜しに戻ってきたのだ。
ゲフンの父ウン・チョロは、ゲヨンが行方不明になった後、何年もの間、全国を回ってゲヨンを探し続けていた。
ある日、ゲフンの元に警察から電話がくる。
チョロの住民登録証がチファ洞で見つかり、入出金の記録も携帯の使用履歴もなかった。
ゲフンは、捜索願を出したが、おそらく父親は死んでいる、父親の最後の足跡を探すためにチファ洞に戻ってきたと話す。
しかし、母親には父は元気だと嘘をついていた。夫が死んだと知ったら、耐えられないと思ったからだ。
ダヒョンは「ウン・ゲフンは大丈夫なの?ウン・ゲフンが気になる」と言う。
ゲフンは、母親のために一生懸命努力してきたが、母親の受けた傷は深すぎて、癒すことはできなかった。
ダヒョンは、過去に何を残してきても振り返らないというチュンオクの教えをゲフンが知っていれば、少しは幸せになれたかもしれない
すると、ゲフンは幸せになることを望んではいないと答える。
ダヒョンは、店を出た。
かつてゲフンは、父親にゲヨン探しをもうやめて帰ってきてほしいと父親に訴えたことがあった。
しかし、父親はそんなゲフンを置いて、ゲヨンを探しに行ってしまった。
ゲフンは、幸せは壊れ、大切なものは消えると学んだのに、幸せになる勇気はないと思っていた。
愛する人を失わない方法は、愛する人を作らないこと
ゲフンは悲しい決心をしていたのだ。
その悲しみの感情が、ダヒョンに伝わった。
ダヒョンは店に戻る。ゲフンは思わずダヒョンを抱きしめ、キスをする。
9話で初めて事件後のゲフンの父親の様子が描かれました。
ゲフンが可哀そうすぎて・・・
よくグレなかったと思っていましたが、その代わり、人に対して心を閉じてしまったゲフン
「LINK(リンク):ふたりのシンパシー」10話あらすじ
ゲフンとダヒョンはキスをする。幸せな気持ちをかみしめながら店を出たダヒョン
突然何の脈絡もなく、小学生の時の記憶がよみがえる。
幼いジングンと共にどこかに向かうダヒョン
赤い門の夢の中でダヒョンは1人ではなかった。ジングンと一緒だったのだ。
ダヒョンはゲヨンを知っているかもしれない
赤い門の夢は、ただの悪夢か、忘れられた記憶なのか
事件のことを何か知っているのか
ダヒョンはそんな疑問を抱く。
翌朝、ダヒョンはおしゃれをして出勤するが、ゲフンはそっけない態度をとる。
また逃げる気なのかとダヒョンは怒るが、ゲフンは恥ずかしかっただけと答え、自分の気持ちをきちんと伝える。
ジングンは、ゲフンへの電話を最後に姿を隠してしまった。
ダヒョンは、悪夢にでてくる赤い門を探そうと決め、チュンオクに話す。
ダヒョンの前では平然としているが、チュンオクの表情が曇る。
ダヒョンは、町中を走り、1軒1軒の家の門を確かめる。
似ている門を見つけるが、青い色なので違うと思う。
ゲフンは、ゲヨンを最後に目撃したイ・ヨンフンに会いに行き、当時の話を聞かせて欲しいと頼む。
ゲフンに警察から連絡が来る。携帯の落とし物に関してだった。その携帯は、居酒屋の近くに落ちていたもので、ジングンの携帯だった。
ジングンは、あとを追われないように携帯を初期化し、わざと捨てたのだ。
ゲフンはウォンタクを呼び出す。
落とし物の携帯はジングンのもので、4人が集まった日、ジングンは何者かと会っていた。その人物が真犯人だと、誰だか確認するために防犯カメラの映像を見たいと
ウォンタクは断る。しかし、ゲフンはいつまで逃げる気か。18年前、ウォンタクの父親に何があったか知るべきだと言う。
ゲフンの店にヨンフンがやってくるが、ゲフンは留守だったので、たまたま店に居たダヒョンは伝言を頼まれる。
ヨンフンは、ゲヨン事件の最後の目撃者だった。
ウィチャンとゲヨンが一緒にいるところは見ているが、ゲヨンが車に乗ったかどうかは見ていなかったのだ。
しかし、車に乗ったと証言したのは、ソ・ヨンファンに強制されたためだった。
その頃、ゲフンとウォンタクは、アン警部補を呼び出していた。
ゲフンは、ウィチャンは無実ではないかと話す。
すると、アン警部補も同じ考えだった。
当時、顔見知りの犯行と思われ、ゲヨンの周辺の人物が調べられた。ウィチャンもその1人だった。
そして、2つの証拠が出た。1つは、血痕のついた服を見たと言う息子の証言、もう1つは最後の目撃者の証言
逮捕されたウィチャンは、ゲヨンを連れ去るどころか、車にも乗せていないと言った。
実際、ウィチャンの車からゲヨンのDNAは検出されなかった。
血の付いた服は捨ててしまい、見つからなかった。誰の血でなぜ捨てたのかは決して言わなかった。
その後、事件当日、ウィチャンにはアリバイがあったことが判明
ピアノ教室の経営が厳しく、酒場でバイトをしていたのだ。服の血は、客との喧嘩でついたものだった。しかし、プライドから酒場のバイトを最後まで隠したのだ。
それなのに、今だ犯人扱いされるのは、ソ・ヨンファン所長が「あいつが絶対に犯人だ。証拠隠滅されたから釈放したが、今に絶対に捕まえてやる」と町の人たちの前で豪語していたせいだった。
そうして噂が広がるにつれ、尾ひれがつき、犯人扱いされたままだった。
その話を聞いたウォンタクは激怒、ソ・ヨンファン所長を殺してやると言うが、ゲフンは必死になって止める。
ソ・ヨンファン所長は、かなり頭の固い人間ですね。ウィチャンを犯人と決めつけ、逮捕するために嘘の証言を強要して。しかも、自分の考えは絶対に間違いがないかと思い込んでるし
1人の人間とその家族の人生がかかっていることなのに・・・
ダヒョンは、図書館で翻訳のバイトをしていた。遅い時間になり、帰ろうとするとジングンが現れる。
ダヒョンは、ジングンのSNSにメッセージを送っていたのだ。1秒で削除したのに、ジングンは見ていたのだ。
「なぜ俺を呼んだ」と聞く。
「ゲフンと電話し、携帯を捨てて逃げたあの日、何があったの?」と問い詰めるダヒョン
ゲフンのために自分を呼び出したと思ったジングンは、ダヒョンの首を絞め殴ろうとするが、ギリギリのところでやめる。
そして、「お前とゲフンは絶対に結ばれない。理由があるから」と立ち去ろうとする。
ダヒョンは「18年前、私とある家に行った?違うわよね」と聞く。
ジングンは「思い出したか。赤い門」といい、立ち去る。
ダヒョンは警察に通報、ゲフンが迎えに来る。
帰り道、ダヒョンはゲヨンを知っているかもしれない、ゲヨンの最後の姿を見たかもしれないと話す。
ダヒョンが似ていると感じた青い門
塗料がはがれた箇所には、赤い色がのぞいていた。
ジングンが、ゲヨンを最後に目撃し、犯人を知ってるのは本当のようです。しかも、ダヒョンも関わっているようですが、チュンオクは、そのことを思い出さないように、ずっとダヒョンに言い聞かせていました。
ポッキは、ダヒョンとゲフンが付き合うことに反対していますが、そこにも何か隠された理由がありそうです。
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