アイとイルドゥンが見た映像は、リウルの信じられない様子でした。彼は何者なのか？犯罪者なのか？
目次
「アンナラスマナラ」5話のあらすじ
アイは、映像にショックを受ける。
ハナは「どう思う。刺したのかな？」と、アイを心配するフリをしながら、見下して優越感に浸っていた。
それを見抜いたアイは、リウルがどんな人かは自分で判断するときっぱりと言う。
気を悪くしたハナは「あの人はイカレている」と言うが、アイは「本物の魔術師よ」と言い返す。
ハナは、イルドゥンにUSBを返せと言うが、通報したら、盗撮の取り調べるを受けることになるぞという。
遊園地に行こうとするアイを止めるイルドゥン
アイはリウルを信じていた。
しかし、イルドゥンの母親が迎えに来たため、アイを止めることができなかった。
劇場では、リウルが子供たちにマジックを披露していた。
楽しそうな様子を見て、アイは安心する。
帰ろうとすると、前に会った女性がやってきた。
アイはその女性に連絡先を聞かれる。彼に何か起きたら、連絡してほしいと頼まれる。
ハナ、再び劇場に侵入する
夜、ハナは1人で劇場に侵入する。
リウルにみつかると、マジックに興味が出てきたので教えてほしいとごまかす。
しかし、ハナの本当の目的は盗撮することだった。
証拠を掴み、ここでいったい何が起きているのかを知るために
ハナは、前に盗撮した映像をリウルに見せ、リウルを挑発する。
カメラを奪おうとしたリウルは、ハナともみ合いになり、オウムの籠を倒してしまう。怒ったリウルは、ハナの首を絞める。しかし、オウムが鳴き叫んだので、慌てて籠に駆け寄り、なんとかオウムを助けようとする。
その間に、ハナは逃げる。
しかも、リウルを怒らせるようなことばかり言って。何がしたいのか？ハナの方がよっぽど普通じゃないような気がするけど
ハナが劇場から飛び出すと、イルドゥンがいた。
ハナはリウルに首を絞められたと言う。
翌日は模擬テストの日
しかし、ハナは欠席
イルドゥンは、頭が痛くなり、途中で退室する。
アイはハナの話が嘘で、警察がリウルを探しているのも些細な理由だったらいいのにという。
イルドゥン、親に反抗する
イルドゥンは、親に自分の本当の気持ちを伝える。
お金や名誉が得られなくても自分にとって価値のある仕事につけたらいい
リウルと出会い、イルドゥンの価値観が変わってきた。
両親はそんなイルドゥンを絶対に許さない。母親は、徹底的に監視して自由な時間は1分たりとも与えないと言う
その晩、イルドゥンは遊園地に行き、頭痛で倒れ、夢を見る。
イルドゥンは、今まで親の敷いた道を真っ直ぐ進めば、成功できると信じていたが、魔術師と出会い疑問がわいてきた。
強盗事件が起こる
夜道でおばあさんが、後をつけてきた男にナイフを突きつけられ、荷物を奪われる。
シルクハットにマントの男は「あなたはマジックを信じますか」と話かけてきた。
学校に警察が来て、アイは事情を聞かれる。
しかし、アイはリウルをかばう。
刑事は、アイに会いたいと言ってる参考人がいると言う。
その参考人は、コンビニの店長だった。
リウルが消したはずの店長は、実は崖の下に落とされて大怪我をしたのだ。
店長は、アイとリウルは共犯だと主張し、逮捕しろとわめき散らす。
そこに、イルドゥンがやってくる。昨晩、リウルと一緒だったと証言する。
イルドゥンは、リウルと出会ってから、自分が崩壊していると自覚していたが、以前に戻りたいとは思っていなかった。
イルドゥンの両親が学校に呼び出される。
イルドゥンは両親に「リウルは強盗犯ではない、僕が証人だ」
しかし、父親は証言するな。怪しい人間だから取り調べをされる。金も名誉も地位もない人間はそうなって当然と言われる
イルドゥンが、リウルと会っていたことを知られると、生徒たちから白い目で見られる。
遊園地の近くの貯水池に死体が浮いていた。
「アンナラスマナラ」6話のあらすじ
貯水池の遺体は、行方不明のハユンだった。
大騒ぎの警察署に、ハナがやってきて、リウルに殺されかけたと訴える。
放課後、アイは遊園地にくる。
リウルは声を出して泣きながら、怪我をしたオウムの看病をしていた。
それを見たアイは、自分も子供の頃はそうだったことを思い出す。
しかし、アイは警察が来るから逃げるように促す。
リウルは「事件とは何の関係もない」という。
「でも、誰も信じてくれなかったら？」
すると「君はどう思ってるの？」と聞かれ、アイは答えに詰まる。
そこに警察がやってくる。
アイは刑事からリウルの正体を聞かされる。
本名はリュ・ミニョク
30歳、高校中退
10年前、精神科病院から逃げて、行方不明。3年前に小学生行方不明事件の容疑者として取り調べを受け、ほかにも数回の逮捕歴があった。
アイは、連絡先を聞いた女性を思い出す。彼女と会い、事情を話す。
その女性は、リウル＝ミニョクの高校時代の友人だった。
女性は高校時代の話をする。
ミニョクは、イケメンで成績優秀、家族もエリート、近隣では知らない人がいないスター的な存在だった。
ところが少し変わったところがあった。
3年生になると次第に成績も下がり、ある日倒れてしまう。ところが入院中も何かに憑りつかれたように一心不乱に勉強する。親をがっかりさせないために
ついに、ミニョクは学校の屋上から飛び降りてしまった。一命は取り留め、その後は精神科病院で治療を受けていた。
そして、最近になって再会したのだ。
「当時のミニョクは助けを求めていたけど、誰にも聞こえなかった。
ミニョクは大人になりたくなかったのかも
マジックを信じる子供ままでいたかった」
その言葉にアイは自分を助けに来てくれたことを思い出す。
その頃、ミニョクは警察で取り調べるを受けていた。
刑事がほんの一瞬目を離したすきに、忽然と姿を消してしまう。
いなくなったミニョクをアイとイルドゥンは探し回る。
アイが遊園地に行くと、ミニョクはいた。
ミニョクは、刑事たちを前にマジックを行う。
ナイフを手にしたミニョクに、刑事たちは銃を構え強制連行しようとする。
物陰からその様子を見ていたアイは、我慢できずに声をかけ、ミニョクの近くに行こうとする。
「話があるので少しだけ時間を下さい」と刑事に頼む。
「あなたは本物の魔術師です。私にマジックを信じさせてくれたから」
「魔術師さん、マジックを信じますか？」
マジックは奇跡を作るものではなく、奇跡を見つけさせてくれるもの
アイが呪文を唱えながらミニョクに布をかぶせると、ミニョクは姿を消した。
事件の真相
ハユン殺害事件の真犯人は、コンビニの店長だった。
バイトのハユンは、店のお金を盗もうとして店長に見つかり、セクハラされる。
その様子を動画に撮られた店長は、ハユンにお金を強請られたために、遊園地にハユンを呼び出し殺した。
凶器のナイフにミニョクの指紋を付けるために遊園地の劇場に忍び込む。
ハナが盗撮した動画は、その時ミニョクと店長が争ったものだった。
その後、ミニョクの格好をして強盗を行った。働いた。
作動していない防犯カメラが、ハユンを殺す時だけなぜか作動し、それが動かぬ証拠になった。
事件解決後
イルドゥンは自主退学した。
アイは大学生になり、父親は地方で仕事に就いた。
借金はあるが、落ち着いた生活を送っている。
リウルの行方は不明のまま・・・
「アンナラスマナラ」の感想
辛く厳しい現実、さらにサスペンスも盛り込まれ、リウルの正体が暴かれ、魔法なんてない！
そんな結末を迎えるのかな？と思ったら、まるで魔法のように姿を消すリウル
アイの境遇があまりにも辛かったけど、ミュージカル、幻想的なマジックシーンのおかげで、あまり重たくならずに視聴できました。
エンドロールに流れる登場人物全員のミュージカルシーン
まるで舞台のフィナーレのようで素敵でした。
とにかくチ・チャンウクが素敵でした。子供のように純粋で不器用、悲しいくらい繊細で・・・魔術師の役がピッタリ
普通から、枠から外れた人間はダメなのか？そんなメッセージ性も込められた作品でした。
イルドゥンの行く末が描かれていなかったのが、ちょっと気になりましたが。
「アンナラスマナラ」を視聴できる動画配信サービス
「アンナラスマナラー魔法の旋律ー」は、U-NEXT・Hulu・AmazonプライムなどNetflix以外でも配信されていますか？
「アンナラスマナラー魔法の旋律ー」は無料で視聴できますか？
