「ヴィンチェンツォ」の配信はどこ?ネトフリ・U-NEXT・Huluの配信予定

※この記事で紹介する内容にはPR・広告が含まれています。

ソン・ジュンギ×チョン・ヨビン×テギョン(2PM)主演の「ヴィンチェンツォ」

※引用:TVN

マフィアの顧問を務める韓国系イタリア人の弁護士が、母国韓国で繰り広げる壮絶な戦い。その目的は、莫大な富と利権を握る巨大組織に正義の鉄ついを下すこと 引用:Netflix

  • 韓国放送:2021年2月20日(土)~
  • 全話20話
  • 日本での放送:2021年2月20日(土)からNetflixで世界同時配信

ヴィンチェンツォの感想ですが、ネタバレも含んでいます。

ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)、韓国系イタリア人でマフィアの顧問弁護士コンシリエール(相談役)

ある目的のために韓国にやってきます。その目的とは、再開発予定地にある古い雑居ビル「クムガ・プラザ」の地下に隠されている1兆5,000憶ウォン相当の金塊を掘り出すこと

そのため、クムガ・プラザに居住しますが、意図せずに事件に巻き込まれていきます。その背景には、巨大企業バベル・グループが潜んでいました。

莫大な富と利権を握り、検察・政界・マスコミすべてを意のままに操るバベル・グループとヴィンチェンツォの戦い

冒頭、イタリアマフィアの抗争で人殺しのシーン

映画のようなスケールの大きさ、ゴッドファーザーのようなシリアスなマフィアものかと思ったら、まさかのダークコメディ

シリアスとユーモラスのバランスが絶妙で、とっても面白い!

悪をもって悪を制するダークヒーローものです。巨悪に立ち向かうところは、イ・ジュンギの「無法弁護士」を思い起こさせますが、スケールが全然違うなぁと

とにかく、ソン・ジュンギがやたらカッコいい♪

童顔で甘い顔立ちなので、マフィアの役ってどうなのって?

とんでもなく、ハマってました。

ビジュアル、立ち居振る舞い、イタリア語連発、美食、オペラ好きなどすべてにめちゃくちゃかっこつけてて、それがまたぴったりとはまってて

ソン・ジュンギにはあまり興味なかったのですが、ほれぼれするほどカッコいい~

顔小さいし、お肌つるつる、毛穴がない!スタイルの抜群でスーツ姿がビシッ!

乗馬シーンがめちゃくちゃカッコいい

ファン・ミンソク(キム・ソンチョル)

こいつを誘惑するためですが、もうカッコよすぎ

ファン頭取も一目惚れしてポーっとなるけど、チャヨンもポーっ、私もポーっとしちゃったよ

しかも、最終回では刑務所の中でヴィンチェンツォの写真見ながら、「テホ~」って恋しがっているし

ヴィンチェンツォ、モテモテ

クムガ・プラザの住民に好かれ、鳩にも好かれ、私も好きだけど

ヒロインのホン・チャヨン(チョン・ヨビン)

賢くしたたかな女弁護士

スタイル抜群、素敵なファッション、一重まぶたが魅力的な女優さんですが、実はこの人、「ヴィンチェンツォ」で初めて見ました。

ここ最近、韓国では一重まぶたの女優が活躍していますね~

バベル・グループとつながりのある「ウサン弁護事務所」の弁護士で、裁判で勝つためには手段を選ばないドライな性格

同じく弁護士である父親のホン・ユチャン(ユ・ジェミョン)とは常に対立して喧嘩ばかり

梨泰院クラスでおなじみのユ・ジェミョンですが、今回は弱い人を助ける人情派弁護士

ある出来事をきっかけに、父親の法律事務所「藁」を継ぎ、ヴィンチェンツォと共にバベル・グループを倒すために戦います。

ヴィンチェンツォとのラブ要素は少なめでした。

殺し屋に襲われるヴィンチェンツォ、もちろんあっさり返り討ちにしますが、無事な姿に安心したチャヨンはヴィンチェンツォに抱き着きます。

2人でマッコリを飲みながら、チャヨンはときめきテストします。

ラブモード突入か!と思いきや、危機的状況のせいで胸が高鳴っただけとあっさり結論をだしてしまうチャヨン

なんとなくヴィンチェンツォがガッカリしてるように見えたのがおかしかった(^ω^)

ヴィンチェンツォの「人を殺したことがある」という答えに、チャヨンも、バベル・グループを倒し、復讐を果たすためには、人殺しも厭わないと決心しますね。

最近の韓ドラは、ただ守ってもらうだけではなく、自立したヒロイン像が増えてますが、まさにチャヨンがそう!かっこよくて、ヴィンチェンツォの良き相棒として物語を盛り上げています。

ウサン法律事務所のインターン弁護士チャン・ジュヌ(テギョン)

オチャメな3枚目で先輩のチャヨンを慕っていますが、なんでこの役をテギョンが?

重要な役ではないし、っていうか脇役だよね?と思いながら見ていたら、4話で正体がわかります。

バベルグループの影の会長チャン・ハンソクでした。

正体がわかってからのハンソクは怖い怖い、9話ではついに殺人を

どうみてもサイコパス・・・と思ったら、やっぱりサイコパスでした。自分の父親すら殺してしまう

ヴィンチェンツォとチャヨンは、バベル・グループの罪をあれやこれや手段で暴こうとしますが、バベル・グループも負けてない

やられたらやり返すの繰り返し

バベル・グループの被害者遺族たちを、練炭自殺を装って殺したり

財力と権力で警察もいいなりってホントか!って思うけど、善悪をはっきり分けた勧善懲悪ものでスカッとしますが、やたらと人が殺されたり、激しい暴力シーンが多いのは、韓ドラだぁと

ただ、コミカルなシーンが絶妙に配分されているのが救いというか

思いのほか、テギョンがサイコパスで怖い役柄だけどかっこいいな~と

この人あまり興味なくて、しかも「ドリームハイ」以来久しぶりに見たのですが、背高くて、ガタイよくて、スーツ姿が似合うし、さすが野獣アイドル

幼い頃に施設に預けられ、その後イタリア人の養子になったヴィンチェンツォ

韓国に戻ってきてお母さんと涙の再会。韓ドラの定番要素が盛り込まれてます。

イヤな予感・・・、やっぱり~!ヴィンチェンツォのお母さん殺された

殺人の濡れ衣を着せられ服役中、その上、すい臓がんで余命わずか・・・、やっと息子と再会したのに殺されるなんて

バベル・グループは、ヴィンチェンツォの命を狙ったり、殺人の濡れ衣を着せようとしたり、挙句の果てにはクムザ・プラザを爆破しようとしますが、すべて失敗に終わると、ヴィンチェンツォのお母さんを狙います。

オンマと呼ぶために、病院へ行ったら変わり果てた姿に・・・

でも、ヴィンチェンツォ、泣いたり叫んだりしない

実行犯を容赦なく痛めつけるシーン、ひぇ~怖すぎ

冷酷なマフィアの一面が・・・

ほとんど無表情なんだけど、それが強い怒りを感じさせます。

チャン・ハクソン会長も怖いけど、彼をサポートするチョ・ミョンヒ(キム・ヨジン)も怖すぎ

南東部地検特捜部のエース検事ですが、中身は毒婦そのもの

目的達成のためには、殺人も当たり前の冷酷な女性

ヴィンチェンツォのお母さんが殺されたことで、クムガ・プラザの住民も本気の一致団結

カサノ・ファミリーって

チャン・ハンソ(クァク・ドンヨン)


バベル・グループの会長でありながら、実は兄ハンソクの操り人形

恐怖からハンソクに従いますが、だんだん我慢できなくなり、ウサンの代表ハン弁護士と手を組みますが、ハン弁護士はしょせんは小物

ヴィンチェンツォに追い詰められるハンソクの姿を、影で喜んでる姿がなんともおかしいというか不憫で。

ヴィンチェンツォ側につきますが、裏切るんじゃないかと思っていたら、ハンソが、ヴィンチェンツォを本当の兄のように慕う姿にはウルっとしました。ホントはこういうお兄さんが欲しかったんだぁって

ホッケーをしながら、作戦を練る2人。ヴィンチェンツォもハンソも気を許している相手と一緒の時は前髪を下ろしてるんですよね。

後半になると裏切りに次ぐ裏切り、どんでん返しと目の離せない展開へ

もはや金塊ではなく、ギロチン・ファイルを巡る争いになっていきます。

お母さんを殺されたことで、ヴィンチェンツォの怒りマックス

バベル・グループとの争いが激化、チャン会長を追い詰めていきます。

ヴィンチェンツォはクムガ・プラザの住民に慕われ、チャン・ハンソに慕われ、鳩にも慕われwww人を引き付ける魅力があるんでしょうね。

終盤、イタリアに一時帰国!!!え~っ、まじか

絶対、なんか問題発生するはず!やっぱり発生した~と思ったら、まさかの展開

最終回に向けて、怒涛の展開!面白するぎるでしょ!

クムガ・プラザの住民、いい味出してた~♪

ナム・ジュソン(ユン・ビョンヒ):藁法律事務所の事務長

すっとぼけた感じのキャラでしたが、なかなかいい味を出してました。

イ・チョルウク(ヤン・ギョンウォン)

「愛の不時着」の北朝鮮の軍人役で一躍有名になった俳優さん

口だけで腕っぷしはからっきしのビッグマウスかと思いきや、まさかのレスリング全国チャンピオン

ホントに強かった~というオチには笑った

最後はまさかの展開で焦りましたが・・・

忠州の稲妻シザーズ

クリーニング屋のおじさん、実はめちゃくちゃ強い

ソ・ミリ(キム・ユネ)ピアノ教室の先生

まさかの元ハッカー

アン・ギソク(イム・チョルス)、この人も「愛の不時着」に保険会社の社員で出演してましたね。

国家情報院の一員って紹介されると思ったら、まさかのヴィンチェンツォ・カサノファンクラブ会長って(*^∀^))

パク・ソクド(キム・ヨンウン)

最初は暴力団のボスでクムガ・プラザの立ち退きを強要してたのに、いつの間にかクムガ・プラザの住民になってみんなとなかよくなってるし

ヴィンチェンツォから「コマウォ、ヒョン」って言われて、涙ぐんでた憎めないキャラでした。

クムガ・プラザの住民、実は必殺仕事人の集まりだったんですが、当初は弱くて、強制立ち退きに負けそうになってたけど、ヴィンチェンツォと共に戦ううちに、彼らも強くなってきました。

インザーギがいい仕事してたぁ

ヴィンチェンツォ、刺客に襲われ大ピンチ~

どうやって切り抜けるのかヴィンチェンツォ!と思ったらまさかの鳩!!インザーギに助けられました。

ヴィンチェンツォ、まさかの霊媒師に扮するけど、かわいい美しい( ゚д゚)

神様はインザーギ(そうだよね、ヴィンチェンツォの命救ったもんね)

神堂の名前は、領議政(ヨイジョン)雪の華パク・ヒョ先生って

「ごめん、愛してる」のOST「雪の華」を歌ったパク・ヒョシンだよね。

このドラマの中で、あちこちに散りばめられた小ネタが楽しかった

イ・ジュンギ主演「犬とオオカミの時間」のパロディ

「野良犬と山犬の時間」2PMのチャンソンが出てました。

テギョンが「なんだこれ」って(○´艸`)

13話で特別出演したユン・ギョンホ

「俺がジョーカーならお前はドンベクだぁ」

「椿の花咲く頃」のパロディ。しかも、韓国語ではカブリって言ってるけど、ジョーカーと訳しているのが「椿の花咲く頃」のまんま

梨泰院クラスと愛の不時着のパロディ

「パク・セロイの偽物だ」うん、遠目で似てるかも

「北朝鮮の兵士みたいだ」

「ヴィンチェンツォ」は主演から脇役に至るまで、登場人物が魅力的!ダークコメディですが、笑いとシリアスの部分がきっちり分けられています。

終盤にかけては、たくさんの人が死に、凄惨な場面に目を覆いたくなりますが、陰鬱にならない作りがさすがかなと思いました。

ヴィンチェンツォもクムガ・プラザの住民とかかわることによって、正義の人になるのかぁと思いましたが、最後まで悪党のまま、生き方を変えなかったのがよかったです。

笑ったり、泣いたり、残酷なシーンに息を呑んだり、いろんな要素が詰め込まれていますが、話が進むにつれ、どんどん面白さの増すドラマでした。

ヴィンチェンツォを視聴できる動画配信サービス

2021年4月現在、「ヴィンチェンツォ」を視聴できるのはNetflixだけ

おすすめの記事