※引用元:tvN公式
「愛の不時着」視聴しました。
Netflixで上位にランキングの話題のドラマで、日本でも一大ブームを巻き起こした「愛の不時着」
すっごく良かった~♪久々のドはまり、沼に落ちました~
1話目を見終わって、このドラマの構成見覚えがあるなぁと思ったら、「青い海の伝説」の脚本家パク・ジウンが書いたドラマでしたね。
各話の最後にエピローグを持ってくる構成は「青い海の伝説」と同じ
改めてパク・ジウンの作品を調べたところ、「星から来たあなた」「プロデュサー」「逆転の女王」「僕の妻はスーパーウーマン」とどれも面白い作品ばかり
現在、韓国でパク・ジウンとトッケビの脚本家キム・ウンスクが2大脚本家というのにも納得
「愛の不時着」の主演はソン・イェジン×ヒョンビン
ソン・イェジンといえば、ユン・ソクホ監督の四季シリーズ「夏の香り」、映画「私の頭の中の消しゴム」「いま、会いにゆきます」「四月の雪」で主演を務めた日本でおなじみの女優さん
ヒョンビンは「私の名前はキム・サムスン」「雪の女王」「シークレット・ガーデン」といったヒット作があります。
日本でも高い知名度を持つ役者さんですが、ソン・イェジンのドラマを観たのはすごく久しぶり!でも、相変わらずの美しさ。
パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着してしまった財閥の令嬢ユン・セリと偶然彼女を助けた北朝鮮の将校リ・ジョンヒョクのラブストーリー
突然失踪したユン・セリをめぐり、財閥の後継者争いが勃発、失踪を利用しようとする北側の不穏な動きなど・・・
南北の決して超えられない切ないラブロマンスですが、そこに笑いあり、命を狙われるサスペンスもあり、家族愛など、ぐいぐいと惹きつけられる展開に気が付いたら沼にはまっていました。
最近の韓国ドラマは、1つのジャンルに縛られずにさまざまな要素を組み込んでいる作品が増えていますが、あれこれ詰め込む分、一歩間違えると中途半端だぁ…みたいなドラマもけっこうあったりします。やっぱり、脚本家の手腕が問われると思いますが、「愛の不時着」はさすがでした。
あと、このドラマの見どころの1つに、脇を固めるキャラたちがとにかく魅力的で素晴らしい!もちろん、主演の2人は言うまでもなく素敵ですが♪
しかも、最後まで目を離せない展開も素晴らしかったです。
韓国ドラマのあるあるで、すごく面白いのに最終回でガッカリみたいなドラマが時々ありますが、「愛の不時着」は最後まで目を離せず、最終回は泣きました~。
ここでは、登場人物と感想についてネタバレ込みで紹介します。
目次
- 1 「愛の不時着」登場人物
- 1.1 ユン・セリ役/ソン・イェジン
- 1.2 リ・ジョンヒョク役/ヒョンビン
- 1.3 ソ・ダン役/ソ・ジヘ
- 1.4 キム・ジョンヒョン役/ク・スンジュン
- 1.5 リ・ジョンヒョクの部下4人
- 1.6 ピョ・チス役/ヤン・ギョンウォン
- 1.7 パク・グァンボム役/イ・シニョン
- 1.8 キム・ジュモク役/ユ・スビン
- 1.9 クム・ウンドン役/タン・ジュサン
- 1.10 チョン・マンボク役/キム・ヨンミン
- 1.11 心優しい村の奥様軍団
- 1.12 マ・ヨンエ役/キム・ジョンナン
- 1.13 ナ・ウォルスク役/キム・ソニョン
- 1.14 ヒョン・ミョンスン役/チャン・ソヨン
- 1.15 ヤン・オックム役/チャ・チョンファ
- 1.16 ユン・セリの家族
- 1.17 リ・ジョンヒョクの家族
- 2 「愛の不時着」を見ることができる動画配信サービス
「愛の不時着」登場人物
ユン・セリ役/ソン・イェジン
※引用元:tvN公式
ユン・セリは、財閥の令嬢であり、自身で立ち上げたファッションブランド「セリズ・チョイス」を世界的ブランドにまで成長させた女性実業家
財力・美貌に恵まれ、芸能人や有名スポーツ選手と数々の浮名を流したり、誰もが羨むような華やかな世界で生きている女性ですが、実は内面に圧倒的な孤独を抱えた寂しい女性でもあります。
それを家族にさえ悟られないために、決して人には弱みを見せない生き方をしています。
実は婚外子であるユン・セりは、家族の中で浮いている存在
特に、子供の頃のある事件が原因で母親(義母)との間に亀裂が入っている状態
でも、お母さんにしてみたら、夫が外で作った子供を育てる羽目になったわけですから、それはそれでつらいはず
そうした背景は物語が進む中で徐々にわかっていきます。ただ、決して重くて深刻なストーリーではありません。
そもそも北朝鮮に不時着して、リ・ジョンヒョクに銃を向けられても、ここは韓国と思い込もうとしたり、リ・ジョンヒョクを見て「顔はタイプだわ」なんて考えたり、たくましいというか我が道をいくタイプの女性
地雷原に飛び込んだり、正直ありえないでしょ~というシーンも。無鉄砲というか肝が据わっているというか
結局はリ・ジョンヒョクに助けられ、次第に愛を育んでいく2人ですが、実は不時着よりずっと前に出会っていた運命的な2人だったのです。
2人の出会いはスイスの美しい景色の中♪
この辺は、ザ・韓流、王道ラブストーリーです。
ユン・セリは、軍人用の住居がある村にかくまわれ、リ・ジョンヒョクの部下4人と交流を深めていきます。部下たちとのやり取りは、くすっと笑えて、心が温まります。
かくまわれたユン・セリは、すぐに見つかってしまいますが、リ・ジョンヒョクが「僕の婚約者です。」と咄嗟に嘘をつき、そのまま村に滞在します。
そんなユン・セリに好奇心旺盛な村のおばちゃんたちがぐいぐいと近づいて来るのですが、このおばちゃんたちがホントいい味を出していて、最初こそ戸惑い気味のユン・セリもすっかり仲良しになっていきます。
でも、どんなに仲良くなっても素性は明かせない、偽名を使っていたユン・セリが、北朝鮮を離れる時に、手紙に素性と本名を明かして去るシーンにはぐっときました。
北朝鮮の生活ぶりがどこまで本当なのかはわかりませんが、すごく興味深く見ることができました。
ユン・セリという女性は、一昔前の韓国ドラマのヒロイン像=貧しいけど、清く正しく美しく、財閥の御曹司に守られるだけの女性ではなく、自分の力で人生を切り開くたくましい女性
本当は内面に孤独を抱えながら、弱みは決して人に見せない。でも、はからずも北朝鮮でリ・ジョンヒョクや彼の部下、村の女性たちを出会い、鎧を脱ぎ捨てることができたんですよね。
このドラマ、食事のシーンがけっこう出てきます。
ユン・セリは「韓国での私のあだ名は小食姫よ」「三ツ星シェフの料理でも3口以上食べないの」といいながら、北朝鮮では、おこげやふかし芋、ゆで卵をもりもり食べます。
村のおばちゃんたちとも、ビールと干し鱈で酒盛りするし、「ソービニヨンブランしか飲まないの」といいながら(´m`)
あとで、リ・ジョンヒョクたちに「すごく食べてただろう」って突っ込まれるシーンが好き♪
北朝鮮での食事シーンがすごく楽しそうで、だから食が進むんだぁと。韓国では、食事を楽しむことすらできないほど誰にも心を開いていなかったのがわかります。
物語の初めの頃は、険しい表情で人をあまり近づけなかった彼女が、リ・ジョンヒョクたちとの出会いでホントに変わります。
ソン・イェジンの作品は、ホント久しぶりに観ました。美しさは相変わらずですが、正直ちょっと老けたかななんて思っていましたが、圧巻の演技力でした。
コミカルから切なさまで、そして別れのシーンなんてうるうるものでした。
書きたいことは山ほどありますが、これ以上はネタバレになるのでここまでにして、次はヒョンビン演じるリ・ジョンヒョクについて、この人も書きたいことは山ほど♪
リ・ジョンヒョク役/ヒョンビン
不時着したユン・セリが、木の上で無線機と格闘している姿を見て、ほほ笑むリ・ジョンヒョク←このシーン大好き(//∇//)
リ・ジョンヒョクは、第5中隊を率いる北朝鮮の将校
※引用元:tvN公式
父親が朝鮮人民軍総政治局長であるエリート軍人、腕はたつし、心身ともに強靭で有能、無口で感情をほとんど表に出さないけど、実は優しく心の温かい人物
韓国ドラマの時代劇とかによく出てくるタイプの男性で、部下たちもメチャクチャ慕ってます、私もこのタイプに弱い♪
すべてを兼ね備えた完璧に見える男性ですが、実はピアノ才能に恵まれ、スイスの音楽学校に留学しピアニストとして将来を嘱望されていました。
ところが、軍人であったお兄さんの突然の事故死で、人生が大きく変わります。ピアノをあきらめ、お兄さんの代わりに軍人になります。
お兄さんのことが大好きで、もしかして自分ばかりが好きなことをさせてもらっていたのでと自分を責めて苦しんだりします。そうしたところにも、リ・ジョンヒョクの優しさが垣間見えるんですよね。
すべてをあきらめて軍人になり、親の決めた婚約者との結婚も受け入れようとします。
その一方で、兄の事故死に疑問を抱き、真実を追求しようとします。
そして、ユン・セリと出会い、いろいろないきさつから彼女をかくまうことになりますが、彼女のために料理を作ったり、コーヒーを豆からひいたり、とにかく優しい
ユン・セリが、アロマキャンドルがないと眠れないといえば用意をし、シャンプーが欲しいといえば、わざわざ韓国製のシャンプーを買ってきたり、またその優しさがさりげなくて、あぁぁ~(//∇//)
普段はクールで硬派なのに、ユン・セリがほかの男性と話すと嫉妬したりして、それがまた可愛いくて、このギャップにやられる女性も多いのではないかと
他にも、ヒョンビンがイケメンすぎてときめいたシーンはたくさん
一刻も早く韓国に戻りたいセリはパラグライダーで帰ろうとします。飛び立つ前に無線機を使うけど、軍部にキャッチされ保衛部が出動。保衛部につかまらないために、セリを抱えて、ためらいもなく崖から飛び降りるヒョンビンがイケメン
4話では、ユン・セリが市場で迷子になったと聞くやいなや、走り出して探しに行くジョンヒョク
社宅のおばちゃんたちがときめいてたけど、私もときめいたよ(pq*'v'*)
アロマキャンドルを高く掲げて、ここにいるとセリに知らせる
探し方もイケメンすぎ~
5話では、保衛部の取り調べで殴られた部下たちに、ユン・セリはおわびのハートを送ります。
ジョンヒョクはそれがおもしろくなくて、嫉妬するとこがかわいい♪
セリを韓国に帰すために、ジョンヒョクは何回か危ない橋を渡ろうとします。それを心配するセリですが、大丈夫だからと優しく言うジョンヒョク、かっこよすぎ
6話では、セリの偽造パスポートを作るために写真を撮影します。
記念に一緒の写真を撮りたいというセリに対して、ジョンヒョクは冷たく断ります。
でもね~、ジョンヒョクはあとでこっそりと写真を1枚余分に現像するように頼んで、そう、ジョンヒョクはセリが好きになっていたけど、決して自分の気持ちを表に出さない。これもセリを想ってのことなんでしょうね。
最初こそ、自分と部下の身を守るために秘密裏にユン・セリを韓国に帰そうとしますが、次第にユン・セリに惹かれていき、本気で彼女を無事に韓国に帰そうとします。
前半のクライマックスはやっぱりこのシーン
空港に向かう途中で襲われるセリ
密かに警護していたジョンヒョクが、がさっそうと現れて、セリを守ります。バイクで相手を狙撃するシーン、私の乙女心(←???)も撃ち抜かれました!!
「約束したから、見えている間は守る」とこのセリフ、気絶しそうになった男前すぎて
で、ジョンヒョクはセリをかばって撃たれ、重傷を負ってしまいます。
結局、セリは帰れなくなります。というか、ジョンヒョクを病院に運ぶために、空港に向かうことを断念します。そして、2人はお互いの気持ちを確かめあうことになります。
8話で、ついにダンがセリの正体を知ります。
セリをかばえば、ジョンヒョクはすべてを失うだけでなく、命さえ危うくなるとジョンヒョクに警告しますが、愛するものを失う辛さを知っているジョンヒョクは、自分が危険さらされた方がましだとはっきり言います。
一方のセリは、ク・スンジュンによって招待所にかくまわれ、ジョンヒョクのために消えてやれと迫られます。
ク・スンジュンから、偽装結婚を持ちかけられ、迷うセリ
ジョンヒョクは、招待所の場所を突き止め、セリを迎えに行きますが、セリはジョンヒョクの安全のために、彼を突き放します。
でも、雪の中、けがを負っているジョンヒョクが心配なセリは、結局、車で彼を追ってしまいます。
しか~し、車がガス欠。暖を取るために2人は近くにある学校に行きます。(ラブストーリーの王道的展開ですね)
9話で、ついにセリとジョンヒョクがスイスで出会っていたことがわかります。
運命的な出会い!まさに韓ドラのド定番
セリは自殺するためにスイスに来ましたが、偶然、ジョンヒョクの弾くピアノを聞いて思いとどまります。
そう、ジョンヒョクは知らず知らずのうちにセリを助けていたんですね。
ついにセリが韓国に戻る日がきます。
軍事境界線までセリを送るジョンヒョクですが、少しでも長く一緒に居たい!道に迷うふりをします。
そして、別れの言葉「空から落ちてきた女性を忘れられるわけがない」←(*/∇\*)
そして、物語の後半、舞台は韓国に移ります。ユン・セリを守るために単身ひそかに韓国に潜入。ばれたら終わりなのに、ユン・セリのためにすべてをかけるその姿がまたかっこいい♪
舞台が韓国に移ってから、パリッとしたスーツ姿で髪形も決めるリ・ジョンヒョク。
ユン・セリが着飾らせます。韓国ドラマでは、財閥の御曹司がヒロインを美しく変身させるシーンはよくありますが、逆パターンは珍しい。でも、こういうの悪くない、ワクワクしちゃいました。北朝鮮の時は髪形が微妙・・・、軍人だから仕方ないとは思いますが
通りすがりの女性たちに顔面天才(オルグルチョンジェ←韓国の流行語みたいです)と評されちゃったりして
後半、舞台が韓国に移ってから、さらに面白さが増してきますよ~
もちろん、メインはユン・セリとリ・ジョンヒョクですが、実はもう1組のカップルも良かった~
まぁ、最初は四角関係なんですが
ソ・ダン役/ソ・ジヘ
※引用元:tvN公式
平壌で高級百貨店を経営する女社長の1人娘で留学経験ありの音楽家、親同士が決めたリ・ジョンヒョクの婚約者。
実は、リ・ジョンヒョクとは同じ学校の生徒同士で、彼女の初恋の人だったのですが、婚約が決まって再会した時に、リ・ジョンヒョクは彼女のことを全く覚えていませんでした。
すご~くがっかりしてましたね、そりゃそうだ。リ・ジョンヒョクは学生時代から女子から絶大な人気があったようですが、本人は硬派で女子にそんなに興味なかったのが、このエピソードからもわかります。
そのせいか、ソ・ダンはリ・ジョンヒョクに対して素直になれません。
いつも、クールで無表情のソ・ダン
「黒騎士~永遠の約束~」では、無口で無表情な不老不死の女を演じていたのが印象的でしたが、今回も同じような役柄なのかな?と思いましたが、違いました。10年間、リ・ジョンヒョクを想い続ける健気な女性
結局、リ・ジョンヒョクには振られるわけですが、そんな彼女を慰めたのが、ク・スンジュン
キム・ジョンヒョン役/ク・スンジュン
※引用元:tvN公式
ユン・セリのかつてのお見合い相手で、彼女の兄をだまし、巨額のお金を奪った詐欺師
お金を持ち逃げして、北朝鮮に雲隠れするのですが、そこで行方不明のユン・セリに再会します。
とにかく、前半はチャラくて胡散臭くて、逃げ回るばかりの情けない役柄ですが、物語が進むにつれ、かっこよくなる、イケメンに見えてくる(←韓ドラマジック)
決してイケメンではありませんが、雰囲気イケメンというのがピッタリの方です。
ソ・ダンに恋をして、彼女も最初は全く相手にしていなかったのですが、徐々に心を動かされて、泣いたり笑ったり、表情がいろいろと変わるようになると、ダンもかわいらしい!
ユン家に近づいて、お金をだまし取った理由も後半に明かされます。
ソ・ダンを真剣に幸せにしたいと願うあたり、彼はワルにはなりきれなかった魅力的なキャラの1人でした。
2人の恋の行方は、涙なしには見られない展開が待っています。
見どころといえば、脇を固めるリ・ジョンヒョクの部下4人と村のおばちゃんたち
リ・ジョンヒョクの部下4人
このドラマを語る上で欠かせないのが、リ・ジョンヒョク率いる第5中隊の4人の部下、ネット上では、リ・ジョンヒョクとF4ともいわれていますね。
見覚えのない役者さんだなぁと思っていたら、あえて無名の人をキャスティングしたそうです。
この4人とユン・セリとの掛け合い、ユン・セリが弟のように可愛がったりとドラマを観ていくうちに愛着がわいちゃいました。
主に、このドラマのコメディ部門を担っていました。
ピョ・チス役/ヤン・ギョンウォン
ミュージカル俳優として有名な役者さんですが、「愛の不時着」で一気に人気と知名度が上がったそうです。
ユン・セリに憎まれ口をきき、粗暴な性格に見えますが、実は心優しく情に深い人
韓国に潜入した時に、「俺がいちばん南の人間に見える」なんて言い張ったりして、なんともかわいい
パク・グァンボム役/イ・シニョン
4人の部下の中でイケメン部門を担っていた人
無口でクールだけど有能!←こういう役柄に弱い
韓国でも「あのイケメンだれ?」と一気に話題になり、次回作では初主演が決まっているそうです。
韓国にくると、いきなり芸能事務所からスカウトされまくりますが、本人は何のことかわかっていないのが可愛かった~♪
キム・ジュモク役/ユ・スビン
北朝鮮の軍人ながら韓流ドラマをこよなく愛する役。
ドラマから韓国の情報に一番通じていて、仲間たちにユン・セリの言動を説明するのが面白かった!
「天国の階段」を真剣に観ていたせいで、ユン・セリを見逃してしまうシーンには笑ってしまいました。
ユン・セリが韓国の人間と知ると、一生懸命ドラマの結末を聞き出そうとしたり、韓国ではチェ・ジウのドラマを見まくったり
セリのはからいで、チェ・ジウにご対面のシーン(セリとジウはご近所のお友達という設定)
クム・ウンドン役/タン・ジュサン
第5中隊の初級兵士、まだ17歳という設定!
家族の生活を支えるために、入隊した健気で優しい男の子。ユン・セリと気が合っていました。
北朝鮮の兵役が10年間で、除隊まであと9年も残っていると知った時には驚きました。
韓国では、路上ライブの高校生の制服姿を観て、あの服が欲しいというセリフにはジーンと決ました。まだ、高校生の年齢だもんね
ネットカフェでゲームに熱中したり、少年らしい素顔がほんと可愛かったです。
チョン・マンボク役/キム・ヨンミン
もう1人忘れてはならないのが、耳野郎を演じたキム・ヨンミン
この人も、無名に近かったそうですが、このドラマで一躍ブレイクしたそうです。
人民武力部保衛局監視盗聴室の軍人で、仕事は盗聴
リ・ジョンヒョクの直接の部下ではありませんが、かつて、チョ・チョルガンに脅され、リ・ジョンヒョクの兄を殺す手助けをしてしまい、ずっと苦しみます。
いかにもの悪人顔のチョ・チョルガン!迫力ありました(-_-;)
再び、チョ・チョルガンに脅され、リ・ジョンヒョクやユン・セリを盗聴して動向を探ります。
盗聴しながら、泣いたり楽しそうにしたりと、リ・ジョンヒョクやユン・セリに共感していく姿が印象的でした。
最後には、命をなげうってしまうのかなと心配してしまったキャラでした。
心優しい村の奥様軍団
「愛の不時着」を盛り上げた北朝鮮軍の社宅村の奥様4人組!
個性豊かで心優しい女性たち
全員がリ・ジョンヒョクのファンで、突然村にやってきたリ・ジョンヒョクの婚約者ユン・セリに興味津々
ぐいぐいとユン・セリに迫ってきて、最初こそ警戒気味のユン・セリですが、しだいに心を開いて、オンニ(お姉さん)と慕う様子はすごく良かったです。
北朝鮮での生活様式や韓国との違いなどがすごく興味深かったです。どこまでリアルなのかはわかりませんが、どんな環境でも女はたくましいなと感じました。
マ・ヨンエ役/キム・ジョンナン
大佐の妻で、最初こそ傲慢で意地悪なのかなと思いましたが、仲良くなるとすごく面倒見の良い女性
ユン・セリが、マ・ヨンエの村での立場を見抜き、この人とは仲良くならなくちゃと即実行に移すあたりはさすが実業家!
「家族なのにどうして」や「SKYキャッスル」にも出演しています。
ナ・ウォルスク役/キム・ソニョン
少佐の妻で、村の人民班長
夫の昇進のためにひたすらマ・ヨンエに尽くすのですが、酒癖が悪く、マ・ヨンエに暴言を吐いたり、暴れたり、憎めないキャラクターです。
「椿の花咲く頃」にも町のおばちゃん役で出演していました。口やかましいけど、情に厚い役柄がピッタリな女優さんです。
ヒョン・ミョンスン役/チャン・ソヨン
マンボクの妻で、おとなしいけどいざとなるとしっかりした面を見せる芯の強い女性
いろいろなドラマに出演されている女優さんですが、「あなたが眠っている間に」と「トンイ」でしか観たことないし、覚えてなかった・・・(^^;)
ヤン・オックム役/チャ・チョンファ
少佐の妻で元アナウンサー、現在は美容師の女性
ユン・セリが平壌に行く際に、北朝鮮風のヘアスタイルにしたのがこの人
すんごいタテ巻きカールでびっくりしたけど・・(お蝶夫人か?)
「梨泰院クラス」ではヒロインのチョ・イソに平手打ちを食らっていました。
ユン・セリの家族
セリの父親はクィーンズグループ会長ユン・ジュンピョン(ナム・ギョンウプ)
家族の中で唯一のセリの味方
セリの母親パン・ウンジン(ハン・ジョンヨン)
婚外子のセリは、生まれてすぐにユン家にやってきたようです。実母については、一切触れられていませんでした。
母親は「あなたが家に来てから私の人生はずっと地獄だった」とセリを責めますが、最終的には、すごくセリを大事に思っていたことがわかり、2人は和解します。
セリが失踪した直後、母親はセリに連絡を取ろうとします。このシーン結構重要で、お母さんの短縮ダイヤルの1番にはセリの携帯番号が登録されているのが映されます。
お母さん、実はセリを大事に思っていたーというのがわかるシーン
どうでもいい人を1番に登録しないはずですからね。こうした家族愛をきっちり入れているところが、さすが韓国ドラマ
セリの長兄ユン・セジュン(チェ・テフン)と妻のト・ヘジ(ファンウ・スルヘ)
バカップルというかおバカさん夫婦で、まぁ、憎めない役回りでした。
一方、どうしようもなかったのがセリの次兄ユン・セヒョン(パク・ヒョンス)と妻のコ・サンア(ユン・ジミン)
強欲で会長の座のために、セリの命を狙います。
リ・ジョンヒョクの家族
父親のリ・チュンリョル(チョン・グクファン)は北朝鮮総政治局長
とても厳しい人でしたが、優しい人でもありました。
ジョンヒョクの母親キム・ユニ(チョン・エリ)
権力や富よりも息子の無事を祈る心優しい母親
ここからは最終回のネタバレになります。
38度線の涙の別れのシーン。北朝鮮の軍人と韓国の国家情報院が銃を構える中で、抱き合う2人
ジョンヒョクが北朝鮮に戻って1年
ジョンヒョクは、韓国を去る前に、セリのために携帯に1年分のメッセージを予約して残していきます。
これは、国家情報院の粋な計らいのおかげですが。(国家情報院の人たちが、出来過ぎなくらいいい人たちでした)
そして、最後のメッセージにスイスでの再会を約束します。そうなるように根回しするのに時間がかかることを予想して、ジョンヒョクはセリに1年分のメッセージを残したのかなって気もします。
最初の出会いもスイス、再会もスイス
もうラブロマンスの締めくくりにピッタリのただただ美しい終わり方でした。スイス行きたい~
「愛の不時着」を見ることができる動画配信サービス
「愛の不時着」は、2020年9月現在Netflixの独占配信になっています。
最後までだれることもなく、最終回までしっかりと魅せてくれたドラマでした。
ヒョンビンのカッコよさは言うまでもありませんが、ソン・イェジンの演技が良かった~
コミカルから切ない演技まで、そして、最終回の別れのシーンの圧巻の演技は、胸にぐっと迫りました。
脇を固めるキャストが素晴らしい!むかむかするような意地悪役も出てこないし
韓流ファンも、韓国ドラマを一度も観たことがない人も、ぜひ見てほしいドラマです。