※引用:flowers

「7SEEDS」や「BASARA」で有名な田村由美先生の最新作「ミステリと言う勿れ」

2022年の月9で菅田将暉主演でドラマ化されます。

実は田村由美先生のマンガを読むのは「ミステリと言う勿れ」が初めて

読んでみて・・・なんで、今までこの人のマンガを読まなかったんだ!と後悔するくらい面白い

このマンガは、ミステリであってミステリでない

読み進めるうちに、それがわかってきます。だから、タイトルが「ミステリと言う勿れ」なんですね。

ここでは「ミステリと言う勿れ」のあらすじや感想、見どころについてお伝えしたいと思います。

作者 田村由美
掲載誌 月刊フラワーズ(2017年1月号~)
既刊 9巻(2021年7月現在)
ジャンル ミステリー

\今なら3巻まで無料で読める/

※2021年8月現在

「ミステリと言う勿れ」とは

主人公は、普通の大学生・久能整(くのう ととのう)

天パのもじゃもじゃヘアで、実はサラサラヘアに密かな憧れをもつ男の子(←ちょっと可愛い)

でも、全然普通じゃない!

半端ない知識量の持ち主で、どんな状況に置かれても、冷静沈着な観察眼で物事の本質をあぶりだしていきます。(見た目はぽわわ~んとしてるんですが)

殺人事件の重要参考人として警察に取り調べを受けても、バスジャックに遭遇しても、そのスタンスを崩すことなく、事件を解決に導いていきます。

探偵ものって思いますよね。タイトルにもミステリが付いてるし

でも、久能整君の場合は、いつの間にか事件に巻き込まれてしまう

いわゆる、自分から事件現場に出向き、証拠を集め、事件を解決する王道の探偵ものとは一味違う内容になっています。

1巻のエピソード1「容疑者は1人だけ」のあらすじ

久能整は1人暮らしの大学生。

ある冬の朝、殺人事件の重要参考人として警察に連れていかれます。

被害者の寒河江健は、久能整の高校・大学の同級生

面識はあるけど、友人ではないし、接点も殺す動機もなし

でも、犯行時刻頃に事件現場で2人の言い争う姿が目撃され、凶器の果物ナイフも発見されます。

殺人の疑いをかけられているのに、久能整はまったく冷静

「何もしてませんから。何もしてない僕を冤罪に落とし込むほど、警察はバカじゃないと思ってますから」

いきなりのこのセリフ!一気に物語に引き込まれました~

そのあとも、久能整は、1つ1つの証拠に対しての矛盾点を指摘し論破していきますが、それとは別に、刑事たちの会話から事件とは全く関係ない話もしていきます。

久能整を取り調べをしたのは

乙部 克憲巡査
風呂光 聖子巡査
池本 優人巡査
青砥 成昭巡査部長
薮 鑑造警部補

例えば、池本優人巡査のごみ捨ての話。

機嫌の悪い奥さんに対して「警察官で忙しいけど、ゴミ捨てはしてる。少しは手伝ってるって感謝してほしいわ」ドヤ顔でいうんですよ、ドヤ顔で!

それに対しての久能整の意見が「よく言った~!!」とまさに世の妻達の気持ちを代弁しています。

このマンガ、さりげなく家において、夫に読ませるべきかと

個人的にハッとしたセリフが「真実は1つじゃない、人の数だけあるんですよ。」

「でも、事実は1つです。警察が調べるのはそこです。真実とかいうあやふやなものにとらわれるから、冤罪事件とか起こすのでは」

取り調べるを受けるうちに、久能整はあることに気がつき、刑事に調べてほしいと頼みます。

そして、ある事実にたどり着きます。

エピソード1「容疑者は1人だけ」の概要はこんな感じです。

ここまで読んで、1話完結の謎解きミステリーかと思ったのですが、思わぬところで別の事件とつながりがあったり、謎がまた謎を呼ぶ展開になっています。

久能整は、いろんな事件に巻き込まれますが、予想を超える結末が待っているのもこの作品の魅力の1つ

「次はどうなるの?その次は」という感じで思わず読み進めてしまいます。

そして、不思議な魅力を持つ主人公・久能整という人物がこの作品を引っ張っています。

久能整の圧倒的な知識量とセリフ

「整がただただしゃべりまくる話です」「閉鎖空間での会話だけのお話です。」

あとがきで、田村由美先生がおっしゃってる通り、久能整が延々と話す物語

「僕、常々思っているんですが」で始まり、久能整の持論が展開されていきます。

なので、セリフの長さが特徴的ですが、これが興味深いというか、思わず「そう、そう、確かに」と言いたくなったり、「こんな考え方があるんだ」と目から鱗だったり

かゆいところに手が届くような感じで、とてもスッキリする読後感があります。

あと久能整の雑学の知識が面白い

知らないうちに、久能整ワールドに引き込まれること間違いなし

久能整の生い立ちの謎

久能整は、喋りまくりますが、生い立ちや家族関係は謎のまま

圧倒的な知識量と鋭い洞察力を持っていますが、いったいどうやって培われたのか?

友達も恋人もいないボッチだけど、本人は全く気にする風もなく、常にマイペース

むしろ、他人と同じ部屋で寝起きするのもダメ、よその家のお風呂に入れない、銭湯や温泉もダメなど、人との間に壁を作っています。

それが、生い立ちと関係しているのか謎のまま話は進みますが、ところどころで、広島出身?とか「僕も小さい頃いろいろあって、家に帰りたくなくて」って自分のことを話したりします。

久能整は、教師になる夢を持っていますが、大学の同級生から「久能君、教師に向いてなくね?」

それに対して「向いてるから教師になりたいわけではないです」って返します。

久能整のような教師がいたら、救われる子供がたくさんいるんだろうなぁって思ってしまいました。

教師になりたいのは、自分自身が虐待を受けていたから、虐待を受けいている子供たちに気づいてあげたい、そんな思いからきているのかな?

7巻では、幼少期、父親から暴力を受けていたようなシーンが出てきます。

「ダンゴムシになっちゃダメ。もう大人なんだから」←このセリフが切ない(´;ω;`)

大学の天達先生は、幼い頃からの久能整を知っているようです。

8巻では、初めて、久能整が自分の家庭環境をライカに話します。

また、ライカの正体や生い立ちも明かされますが、これが辛すぎる・・・

8巻のepisode13「ネガティブなポジティブ」では、狩集汐路が再登場

汐路から頼みごとをされ、再び事件に巻き込まれていきます。これには、我路も関わっていて

この先、どういう展開になっていくのか?!早く続きが読みた~い

9巻episode12.5「enclosure(エンクロジャー)」では、物語のキーパーソンになりそうな心理カウンセラー鳴子巽が出てきます。

それにしても、ガロ君が謎過ぎる・・・

9巻に入ると、整君、警察からの信頼が半端なくなってきますね。これが結構面白い

このマンガは、事件の謎解きや予想を超える結末も面白いのですが、随所に散りばめられた言葉にもハッとさせられることが多々あります。

一度、読み始めるとやめられない。そして、結末がわかってからも何度でも読み返したくなる、そんなマンガです。

「ミステリと言う勿れ」を全巻無料で読めるのはどこ?

2021年3月現在、「ミステリと言う勿れ」を全巻無料で読むことはできません。

ただし、電子コミックや動画配信サービスを上手に活用すれば、お得に読むことは可能です。

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