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「ミステリと言う勿れ」9巻は、「有紀子さんと実都子さんともう1人いるんですね」という整の衝撃発言で終わりました。
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ミステリと言う勿れ9巻ネタバレ
9巻エピソード「13-2誰も寝てはならぬ」
整は、有紀子と実都子のほかに、もう1人アイコという名前の人がいると推理する
入れ替わっている理由は、自分たちを守るためだが、なぜそんな途方もない努力しているのか尋ねる
ついに使用人の畑中夫婦が、この家の秘密を話し始める
三つ子の母親一葉が亡くなってしまったため、畑中夫婦もいつまで入れ替わりを続けるか、途方に暮れていた
整は、三つ子の祖母に会いに有料老人ホームに行く。
そして、三つ子と祖母は伝書鳩で文通していることに気がつき、一葉と母親が和解していたことを知る
畑中夫婦は三つ子の秘密を叔父晃次にも伝える
晃次は、三つ子の見分け方を知り安堵する
そして、有紀子と実都子、畑中夫婦、整を船に乗せ沖合で漂流させる
かつて晃次は、会社の金を使い込み、それを知った経理部長を殺害、彼に罪を着せていた
しかし、経理部長の死体を埋めるところを有紀子に目撃されていた
口封じのために有紀子の殺害を目論むが、入れ替わりをしていたために特定ができなかった
将来の金づるだから2人とも殺害するわけにはいかないが、3人目の藍糸子の存在を知り、2人を始末することにする
一方で、整たちは、船内で遭難信号発信機を見つける
晃次の部下楡崎が、こっそり置いていてくれたのだ
そして、畑中家へ大隣署の青砥刑事たちが踏み込む
藍糸子は、「幼稚園の時、叔父さんが人を殺して、庭に埋めてるとこを見た」と刑事たちの前で証言する
有紀子に目撃されていたと思っていた晃次は驚くが、実はこの頃から時々3人は入れ替わっていた
一葉の飛行機事故も晃次が仕組んだことがわかり、その事故で息子を失った楡崎は、晃次を刺す
整は、漂流中の海上でガロたちに遭遇する
「オレと一緒に行かない?」と整うを誘うが、断る
その後、救助がやってくる
9巻エピソード「12.5enclosure」
愛珠の死の真相を探るエピソード
ガロは心理カウンセラーの鳴子巽の家に忍び込む
鳴子のパソコンには、愛珠の診療記録は見つからないが、一葉の診療記録の映像が見つかる
一葉に3人目の子供を隠すように指示したのは鳴子であった
enclosureとは「囲い込むもの」という意味
9巻エピソード「14誰が誰に誰を誰と」
土砂崩れ現場を復旧中に、複数の白骨死体が見つかる
整は、立ち食いのお店の前で、うどんか蕎麦か悩んでいると(食べ物のことを考えている時の整君はカワイイ)、大きなバッグを抱え、道に迷っている男性を見かける
その男性に声をかけると、「この辺におおたき公園はありますか?」と尋ねられる
公園に案内する整
到着すると近くの公衆電話が鳴り、慌てて電話に出る男
何かを指示され、たいやき広場に向かう
そこの到着すると、同じように公衆電話で次の場所に向かうように指示される
道案内をする整は、公衆電話に出るように指示される
相手は「してんちょう」と名乗り、仲間内の罰ゲームと説明される
整が警察関係者ではないとわかると、してんちょうは整に道案内を頼む
最後の場所に男を案内すると、バッグの中からうめき声が聞こえる
男は犬だとごまかし、そのまま立ち去る
気になった整は、大隣署に電話して、近くで誘拐事件が発生していないか尋ねる
そして、青砥刑事に何か話したいことがあった整だが、その頃、青砥刑事は娘の友香と一緒に居た
友香を友人の家に送った青砥刑事は、池本からの電話で整の話を聞く
電話を切ると、友香からの着信があった
ところが、電話の相手は友香ではなく、してんちょうと名乗る男から「あんたの娘を誘拐した」と告げられる
してんちょうは、警察に通報したら娘の命はないと脅し、コインロッカーに入っている指示書通りに動けと指示する
指示書には井口竜樹という男の子の情報が記されていた
してんちょうは、青砥刑事に「その子を誘拐しろ」と指示する
整の家を訪ねる青砥刑事
9巻エピソード「14-2囁く夜」
青砥刑事の訪問に驚く整
思わず「刑事しか来ないのはなぜ僕の家」と一句読んだりして(笑)
青砥刑事は、大隣署に電話してきた理由を聞く
整が気になっていたのは、今日出会った男が、8年前の連続幼女殺人の「鍵山事件」で逮捕され無罪となった小諸だと思ったからだ
整は、友香が誘拐されたことを知る
整は詳しい状況を青砥刑事から聞くと、ある推理をする
「小諸が青砥刑事と同じように、自分の子供を誘拐されて、他人の子供を誘拐しろと言われていたら」
しかし、青砥刑事は人として絶対に誘拐はしないと断言
そして、整と共に行動を開始する
青砥刑事は「鍵山事件」の顛末を整に話す
3人の幼女が殺され、被害者の画像が小諸の家のパソコンから発見される
これが決め手になり逮捕され、小諸は自分がやったと自白する
ところが、小諸は裁判で自白は強要されたもので、自分は何もやっていないと主張
結局、無罪になり、冤罪事件としてマスコミから青砥刑事は叩かれる
その時の報道でもっともひどかったのが「週間リアル」の久我山記者という男
井口竜樹の家に到着する青砥刑事と整
近く小料理屋で食事をしながら、井口竜樹の父親について聞き込みをする
井口は男で一つで息子を育ている子煩悩で平凡な父親
なぜ誘拐のターゲットされたかが謎
とりあえず、青砥刑事と整は、井口家を訪ねるが留守だった
近所の人が旅行中と教える
そこで、してんちょうから電話がかかってくる
感想
三つ子事件の畑中さんの名前の話は、染み入るものがありました。
整君は、「実際に子供たちと接して、悪気なく子供のセメントに何かを落としてしまうかもしれない」というシーン
それをフォローするライカ
いい関係の2人
この先、ガロたちの動き、愛珠の件、心理カウンセラーの鳴子など、どうなっていくか気になります。
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